みなさんこんにちは!

ダイエットをしても動いたら動いただけ食べてしまう、札幌市・花いち都屋 着付け教室講師の竹川瑞希です。

 

さて!北海道もだいぶ暖かくなり、20度を超える日が増えましたね!昼は暖かく夜は冷えるので、この時期は着る物を選ぶのに苦労しますよね(*_*;

着物でも決まりでは6月から単衣着物ですが、5月後半になるともうだいぶ暖かくなりますし、最近では5月に入ると気温を見ながら単衣を着る方も増えています。

そして7月頃からは各地でお祭りや花火大会が開催され始めますね♪

今回はお祭りや花火大会、ビアガーデンの時期に街でよくみられる「浴衣」についてお話していきます。

 

意外と知らない!浴衣美人になるならここをチェック!

浴衣を着る機会がある方ない方、様々かと思いますが、浴衣を着る時にどんなところに気を付けると美しく見えるかご存知ですか?

私も初心者の頃は「どうすればもっと綺麗に着られるのかな?」と悩み、試行錯誤していました。先輩から教わったことを元に、自分自身でも実際に着てみながら「なるほど!」と理解を深め、今では生徒さんにもお伝えできるようになりました。

浴衣の着付けでチェックすべきポイントを部分ごとにご紹介いたします!

▶札幌市で浴衣や着物の着付けなら、花いち都屋の前結び着付け教室【無料の体験も可能です】

 

 

〈襟元〉

 

衿元

 

こちらの写真を見て頂くと、喉のくぼみあたりがしっかりと見えてしまい、かなり襟が開いています。

お洋服だと、首元や鎖骨が見えると女性らしくきれいな印象になりますが、着物では襟元で素肌を見せすぎるのはNGになります。ここが開きすぎていると、なんだか品がないだらしない印象に見えてしまいますよね(:_;)

開き具合は、年齢によっても変わってきます。10代や20代などの若い方であれば、喉のくぼみが隠れるくらいにしっかりと襟元を詰めて着るのが理想です。そして40代~50代になると、少し襟元に余裕を持たせて着ます。

このような違いはありますが、この写真のように開きすぎるのはだらしなく見えてしまいますので、気を付けましょう◎

 

衿元

 

正しくはこのように襟の角度も鋭利にならず、そして夏なので程よくゆとりがあるくらいが理想です♪

襟が開きすぎないように…と詰めすぎると、息苦しい印象になってしまいますので、そちらも注意が必要です。

着る時のコツとしては、襟合わせをする際、襟を下に引かずに真横にスライドさせながら合わせると、V字がなだらかに、そして綺麗に襟を合わせることが出来ます。下に引きながら動かしてしまうと、せっかく抜いている衣文もどんどん元に戻ってきてしまいます。

ですので、襟合わせをする際は「下」ではなく「真横」に動かして合わせましょう!

 

 

〈おはしょり〉

 

おはしょり

 

おはしょり

 

着物には必ず「おはしょり」という部分ができるのですが、ここが長すぎたり、生地が重なってボリュームたっぷりになると、ぼてっとした印象になってしまいます。

これでは美しい着物姿には残念ながらなれません…(/_;)

 

おはしょり

 

おはしょり

 

このようにおはしょりの中の生地はしっかりと上に折り上げて一枚にし、長さも適当な長さですっきりとさせましょう◎おはしょりの長さはおおよそ5~6センチが理想的な長さです。着物や浴衣がどうしてもサイズが合わず、おはしょりが思ったように出ない!とか、長すぎる!という場合は、腰ひもの結ぶ位置で少し調整しましょう♪

<腰ひもの結ぶ位置>

・上の方で結ぶ→おはしょりが短くなる

・下の方で結ぶ→おはしょりが長くなる

このように位置によって長くしたり短くしたりできるので、浴衣が大きくておはしょりが長くなってしまう場合は腰ひもの位置を上げる。浴衣が小さくておはしょりが出ない場合は腰ひもの結ぶ位置を腰骨あたりまで下げて結んでみて下さい。

これで仕立上りの浴衣でのおはしょり問題は解決できます◎

 

 

〈裾・前合わせ〉

 

裾合わせ

 

お洋服のスカートだと裾がひらひらと広がっているのが可愛かったりしますよね!

着物の場合は、後ろから見た時に裾がすぼまっているのが綺麗な理想の姿なんです。ですので、この写真のように前から見た時に下前が見えていたり、スカートのように裾が広がっていてはNGです(*_*)

 

裾合わせ

 

このように前から見て下前は隠れるように、そして上前のつま先は少し上にキュッと上がるようにしましょう!

 

 

そして後ろ姿は裾がすぼまるように着ましょう。

 

着付のコツ

 

このように着るコツとしては、裾を合わせるときに体に巻き付けた下前の持ち手を少し上に上げて、上前を重ねます。すると裾が広がらずに綺麗に着ることが出来ます。

 

 

〈衣紋〉

 

衣紋

 

着物でも重要なポイントなのですが、浴衣では特に後ろ首の襟の開き具合(=衣紋)はおさえておきたいポイントです◎

写真のように衣紋がつぶれてしまうよりも、しっかりと抜けている方が大人っぽく爽やかになります。

 

衣紋

 

浴衣でも着物でもここはしっかりと落として着るのが理想です。抜き具合は着用シーンや年代、お好みによっても変わりますが、目安として「こぶし一つ分くらい」、もしくは「真っすぐ立った状態の横から見たおしりの一番厚さの高い位置」です。

浴衣は夏に着るものですので、やはり涼やかに見えるのがいいですよね!ここの衣紋をしっかりと抜けると、うなじが見えて首元もすっきりとするので、涼しく爽やかな印象になります。

 

Youtubeにてポイント解説!

 

今説明したポイントの他にもいくつか抑えるべきポイントがありますが、当店のYoutube「花いっちゃんねる」「意外と知らない?!浴衣の正しい着方とNGな着方!」にて詳しく解説しております♪

また動画では男性の浴衣の綺麗に着るコツもご紹介しておりますので、男性陣も必見です!

 

 

浴衣教室開講中!

都屋では浴衣の着付け教室も行っております。

 

<浴衣教室>

内容:浴衣の着方、半巾帯の結び方

コース:3回コース

料金:1,000円

時間:約1時間ほど

 

浴衣は簡単に気軽に着ることが出来ますし、半巾帯の結び方は覚えると着物でも使うことが出来ます♪

全く着たことがない方でも、着たことはあるけど綺麗に着たいという方も、どんな方でも大歓迎です!

 

今はおうちでもオンラインで教室を受講できる!

 

都屋が新たにネットショップサイト「花いち都屋オンラインストア」をオープンしました!

 

オンライン着付教室

 

ここでは前結び着付け教室をオンラインで受けることができます。

おおよそ1時間30分の中で、zoomやLINEビデオ通話などを使用して行ないます。

まだお店の方に行くのはなかなか難しいという方も、このご時世なので少なくないと思います。ですので、まずはオンラインでどのようなものか体験してみてはいかがでしょうか。その後落ち着いてからはお店に足を運んで頂いての直接のレッスンも可能です◎

まずは体験してみましょう!

 

「花いち都屋オンラインストア」は今後どんどんメニューを増やしていく予定ですので、お時間があるときにはチェックしてみてくださいね♪

 

夏に向けて一緒に浴衣を綺麗に着られるようになりましょう~♪

まずは無料着付け教室体験へのお申込お待ちしております(^-^)

 

◇「花いち都屋 着方教室」の詳しい内容はこちら

<美しく、楽しく学べる 花いち都屋の着方教室>

◇講師を務めております、教室の無料体験はこちらからお申し込みください。着物やお道具は無料貸し出しも可能です♪

<着方教室体験(無料)のお申し込みはこちら>

 

私の過去の記事はこちらです。

「着付け教室」8回コースの流れは?半分を終えた生徒さんのぶっちゃけた感想

札幌の着付け教室に通うなら都屋へ!無料体験あり!今から通って式典には着物で