黒の振袖を着た女性の前撮り画像アップ

こんにちは!

HANAICHIです。

成人式を終え、一生の思い出となった振袖(ふりそで)。

一生懸命選んだ美しい着物をいつまでも綺麗な状態で保管したいですよね。しかし振袖はデリケートな素材で作られており、

間違った保管方法をしてしまうとシワになったりカビが生えたり、虫食いなどの被害にあう可能性があります。

このブログでは振袖を正しくしまうための方法と保管する上での注意点について詳しくご紹介します。

当店でのご相談も承っております。お気軽にお問い合わせくださいませ♪

振袖選びはこちらからお願い致します!

【なぜ正しい保管方法が必要なのか?】

振袖は絹(きぬ)などの天然繊維(てんねんせんい)で作られていることが多く湿気(しっけ)や温度変化、光などに弱いです。

間違った保管方法をしてしまうと以下の様なトラブルが起こる可能性があります。

・シワになる: 振袖は折りたたんで保管するため折り目がついてシワになることがあります。

特に長期間放置するとシワが定着してしまい、後からプレスをしても取れなくなる場合があります。

※プレス…シワを伸ばして着物全体をきれいに整えること。

着物専用のプレス機を使用し、高温のスチームで生地を柔らかくしながら丁寧にシワを伸ばしていきます。

・カビが生える: 湿気の多い場所に保管するとカビが生えることがあります。

カビは着物に染み込んでしまい除去するのが非常に困難です。

・虫食い: 着物には虫がつきやすいので防虫対策を怠(おこた)ると、虫食いにあうことがあります。

虫食い穴は修復が難しく着物自体を傷めてしまいます。

・黄変(おうへん)する: 光に長時間さらされると着物の色が黄変することがあります。

特に日光は黄変の原因となりやすいので直射日光を避ける必要があります。

・汚れが付く: ほこりや汚れが付着すると着物の美しさが損なわれます。

また、汚れを放置するとシミの原因になることもあります。

これらのトラブルを防ぎ振袖を長く美しく保つためには、正しい保管方法を心がけることが大切です。

【振袖をしまう前の準備】

振袖をしまう前に以下の準備をしておきましょう。

・汚れ落とし: 着物を着た後は汗や皮脂(ひし)などの汚れを落としましょう。

特に衿(えり)や袖口(そでぐち)、胴裏(どううら)などは汚れが付きやすいので丁寧に拭き取ります。

・陰干し: 振袖をハンガーにかけ、直射日光を避けて風通しの良い場所で陰干しをします。

これにより着物にこもった湿気を飛ばしカビが生えるのを防ぎます。

・虫干し: 定期的に虫干しをすることで虫の発生を防ぎます。

虫干しは年に2回程度行うのがおすすめです。

【正しいたたみ方】

振袖のたたみ方はシワを防ぐためにとても重要です。正しいたたみ方をマスターすることで、美しい状態を保つことができます。

・広げて確認: たたむ前に着物全体を広げてシミや汚れがないか確認します。

・順番にたたむ:振袖を丁寧にたたんでいきます。

・たとう紙(し)に包む: たたんだ着物をたとう紙に包みます。

※たとう紙…湿気や虫から着物を守る役割を果たします。

振袖のたたみ方は下記の記事を参考にして下さい。

振袖の畳み方

【保管場所の選び方】

保管場所も振袖を長く保つ上で重要な要素です。

温度・湿度: 温度は15~25℃、湿度は50~60%が理想です。高温多湿や乾燥した場所を避けましょう。

直射日光: 直射日光は着物の日焼けや黄変の原因となるため避けましょう。

風通し: 風通しの良い場所に保管しましょう。

ただし、ホコリが多い場所や風が直接当たる場所は避けましょう。

【保管方法】

桐箪笥(きりたんす):

きりたんす

桐箪笥は湿気を調整する効果があり、着物保管に最適です。

防虫剤(ぼうちゅうざい): 桐箪笥の中に防虫剤を入れましょう。

ただし、着物に直接触れないように注意してください。

定期的な確認: 定期的に着物を取り出して状態を確認しましょう。

また、振袖を重ねて保管するのはNGです。その理由は以下になります。

型崩れ(かたくずれ)やシワの原因: 重量がかかることで下の振袖が型崩れを起こしたり、

シワが深くついてしまう可能性があります。

特に肩や袖の部分は他の着物に押されて変形しやすいため注意が必要です。

汚れや色移りのリスク: 重ね置きすることで上の着物の重みや摩擦(まさつ)によって下の着物に汚れや色が

移ってしまうことがあります。

特に染料(せんりょう)がまだ定着していない新しい着物や色落ちしやすい染料が使われている着物などは、

重ね置きを避けるべきです。

虫食い被害のリスク: 防虫剤を使用している場合も重ね置きによって防虫剤の効果が十分にいきわたらず、

虫食い被害が起こる可能性が高まります。

カビ発生のリスク: 重ね置きすることで通気性が悪くなり湿気がこもりやすくなります。

湿気はカビの原因となるためカビが生えてしまうリスクが高まります。重ね置きは避けて振袖を長期間美しく保管しましょう。

【定期的なお手入れ】

虫干し: 年に2回程度虫干しを行いましょう。

湿気対策: 湿気がこもりやすい梅雨時期などは除湿剤(じょしつざい)などを活用しましょう。

クリーニング: 汚れがひどい場合は専門のクリーニング店に相談しましょう。

【振袖の保管には当店の“花たんす”がおすすめ】

“花たんす”は皆様のお着物を当店がお預かりし、着たい時にお渡しするサービスです。

着物の保管場所の確保が難しい方や定期的な虫干しなどのお手入れをする時間がないといった方は

ぜひ「花たんす」をご利用ください!

詳しくはお店までお問合せくださいませ♪

こちらもご覧ください。

まとめ

振袖は一生の思い出に残る特別な着物です。正しい保管方法を知りいつまでも美しく着られるようにしましょう。

この記事があなたの振袖のお手入れの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

※振袖の素材によって最適な保管方法が異なります。

※振袖の種類(訪問着・留袖など)によっても保管方法が異なります。

※振袖を長く安心して保管したい場合は着物専門のクリーニング店に相談することもおすすめです。

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