衣替えの前に。
浴衣と夏着物のお手入れ・保管の正解 🌾
秋へのシフトを機に、大切な夏の思い出をしっかり保管しませんか。
8月9月と、浴衣や夏着物で楽しい時間を過ごされた方も多いでしょう。これからの衣替えを機に、その思い出の一枚を次の夏まで完璧な状態で保管する方法をご紹介します。正しいお手入れと保管があれば、何十年もの間、その着物は変わらぬ美しさであなたの側に。
衣替え時のお手入れ、本当に正しくできていますか?
「浴衣や夏着物を着た後、そのままタンスに入れていた…」
「カビが生えないか心配で、対策がわからない」
「シミが出てしまった。どうしたら良い?」
秋冬物へ衣替えする際、夏の着物をどう扱うか、意外と多くの方が悩まれています。でも、この季節のお手入れが、来年以降の着物の美しさを大きく左右します。
着用後のお手入れステップ
丁寧な扱いが大切衣替え前が チャンス
帰宅したら、すぐに着物を脱いで、陰干しします。浴衣や夏着物は汗を吸収しているので、風を通すことが重要です。ハンガーにかけて、風通しの良い日中(2~3時間)で十分。直射日光は避けてください。
陰干しの際に、シミや汚れがないか全体を確認します。見つけたら、すぐにご相談ください。放置すると、染み込んでしまいます。
複数回着用した場合、または汗をかいた場合は、丸洗いやクリーニングをおすすめします。当店では浴衣・夏着物の丸洗いを3,800円でご提供しております。
クリーニング後、完全に乾燥してから、たたんで保管します。湿気が残ったまま保管するとカビの原因に。
正しい保管方法
季節交代の工夫環境管理
- 通気性の良い保管場所…クローゼットは湿気がこもりやすいので、時々扉を開けて換気を
- 防虫剤・除湿剤の活用…樟脳(しょうのう)やナフタリンを適量使用。防虫剤の種類を混ぜないこと
- 折り目のない保管…着物専用のたとう紙(白い包装紙)に包んで、折り目がつかないように平らに保管
- 定期的な風通し…月に1~2回程度、陰干しして湿気を飛ばす習慣を
- 温度変化の少ない場所…暖房の風が当たらない、冷房で急激に冷えない場所がベスト
ポリエチレン袋での保管は厳禁です。通気性がなく、カビが発生しやすくなります。必ずたとう紙や、通気性のある布製の保管ケースを使用してください。
札幌の気候に合わせたお手入れのコツ
北海道の秋冬は、乾燥が進みやすいのが特徴です。そのため、保管時の除湿剤は控えめに。逆に、春先の融雪による湿度上昇に向けて、防虫・除湿対策を整えておくことが重要です。
なぜ衣替え時のお手入れが大切なのか
着物は「生きている」と言われます。正しくお手入れすることで、何十年も美しさを保ち、やがてはお孫さんへと受け継いでいくことができるのです。
逆に、衣替え時の不正確なお手入れが、翌年の着物をダメにしてしまうことも。この季節は、その着物の未来を決める大事な時期なんです。
来年に向けて、今から準備する
「正しいお手入れがわかった。では、来年はどうやって自分で着よう?」そんなご質問も多いですね。
実は、衣替え後の秋~冬は、着付けを習うのに最適な季節です。来年の夏祭りシーズンに向けて、今から少しずつ着付けの基礎を身につけておけば、次の夏はもっと自信を持って浴衣や着物が着こなせます。
全8回・受講料2,500円
自分で着物が着られるようになりたい、という初心者の方を対象とした教室です。
開催情報:
📍 本店にて開催
⏰ 水曜以外 10:00~18:00のご都合の良い時間
👥 少人数制で丁寧にご指導
👘 着物持参OK
✨ 無理な販売なし
お手入れしたあの大切な浴衣や夏着物を、来年こそ自分で着てみませんか。秋冬のこの時期から始めれば、来年の夏祭りシーズンには確実に着こなせるようになります。
「正しくお手入れして保管したら、翌年、新しいように着られました」「着付け教室で習ったら、もっと着物が好きになった」というお声をよくいただきます。この秋冬、お手入れと新しい技能習得で、来年の着物ライフをより素敵にしませんか。
受付時間:10:00〜18:00(水曜定休)
お手入れのご相談も、教室のお申し込みも
スタッフが丁寧にご対応させていただきます。