私が思う着物コーディネイト@花いち都屋 講師・阿部眞理子

2020年8月24日
花いち都屋の阿部眞理子と申します。
まずはテーマに入る前に自己紹介をしたいと思います。
1964年東京オリンピックの生まれの56才A型ふたご座
只今着々と体重増量中(笑)

都屋に入社して10年目、当初は着物に携わる仕事をするとは思っていなかったのですが、
毎年夏には浴衣を着てビアガーデンに出掛けたり、前職ではホテルで忘年会、新年会などは着物を着て参加してましたので今思えば自然な流れで入社に至ったんですね。
自己紹介はこれぐらいにして

今回のテーマは 私が思う着物コーディネイト

よく着物に興味を持って通い始めた生徒さんから「着物の種類とかコーディネートは難しいです」
と言われることが多いので今日はコーディネートのお話をしたいと思います。


 
私が思うコーディネイトとは…自分自身が一番輝いて見えるようなベストコーデをすると
鏡に映る自分の姿、瞳がキラキラ輝くんです。
不思議と周りの人から誉められます。昔はよくあったな(>_<)
 
あと少しだけ季節先取りが素敵ですね。
もし紗の濃い着物をお持ちでしたら長襦袢を白にすると透けて涼しげなので盛夏のコーデになりますが、
グレーや濃い色の長襦袢を着ると透けなく盛夏らしさが抑えられて、今時期にぴったりのコーデになるでしょう。

9月は秋単衣の時期になりますので着物も帯も秋色で暖かいトーンで帯揚げに芒など秋草の柄で季節感を出したコーディネイトをしたいものです。

 



この着物はお召しで緯糸に撚りをかけて織り上げているのでしゃり感があります。
柄は輪違いと輪重ねのミックスで大きめの柄が目を引きます。
帯は袋帯ですくい織の帯で柄はふくろう「福が来る」「苦労がない」など縁起のいい柄です。

上の画像は帯〆、帯揚げのトーンを落として20~30代のコーデにしてみました。
下の画像は少し明るめで50代の私を含めた熟女コーデです(笑)
 

年代別コーディネイトで大事な所は
20~30代までは半襟が白でも負けませんが        
50代を過ぎてくると肌の色がくすんできますのでなるべく顔周りの半襟は少し色の入ったものにしたり、
帯〆を普段よりワントーン上げると明るく華やかな印象になります。
私の好きなコーディネートは着物はなるべく無地に近いものや色を入れても3色までにしてシックな印象で3分紐と帯留めで遊びをいれています。
20~50代のコーディネイトは7月25日のYouTubeで配信してます。
花いっちゃんねるを参考にしてくださいね。
 
着物は高価で同じ柄をたくさん作っていないので
それぞれの個性が出せて日本人の体型に一番似合うお召し物です。
メリハリボディだった身体が着物にピッタリの体型に変化してきても大丈夫です(笑)
金具など一切なくベルトだけで楽に着られる前結びのよさを伝えていきたいと思います。
 
着方教室では着物を着る機会を設けておりますので習いながら楽しめます。
Onlyoneのコーディネイトをしてみてくださいね。
 
わたしも皆様と一緒に着物を楽しみます。

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