前結び着付けのすばらしさ 見えなかったものが見える!@花いち都屋講師・森美由紀 

2020年9月7日

きっかけはなんと父!


 はじめまして。花いち都屋で着方教室と和裁教室の講師をしております森美由紀と申します。
 私は幼少のころからお正月、お祭り、お雛様の時に着物を、夏には浴衣を着せられていました。
 よく、母親や祖母の影響で着物を好きになりました。というのを耳にしますが、私の場合は父でして、父は着物好きで日常的に着物を着ていました。私に着物を着せたいのが父で…母はそれに付き合わされている…といった感じでした。

 私の中で着物は特別なものではなく日常の中にありました。

 気付いたら…とにかく着物好き!になってしまい、着物の仕立て・着付・組紐(初心者ですが)から始まり今は花いち都屋で仕事をしています。着物はまだ仕事だから着る…が強いので、着物は日常着ですって言えるようになりたいものです。
 

前結びとの出会い
 

そこで着方の話になりますが、私は元々後ろでお太鼓結びをしていました。



本来帯結びは後ろで結ぶもの…と思っていたので特に疑問もなく習い、着ていました。年を重ねると共に肩関節や肘関節がかたくなるのを感じていた時、花いち都屋とご縁がありました。
「前で結んで回すだけ!前結び」を見たとき驚きました。
回るという事は締め方が緩いのでは? 疑問を持ちながらも前結びを習い、結果、前結びの観念が変わりましたね。
「前結び→回す→締め方が緩い」は違いました。
肩や肘関節も楽ですし、回しても緩い感覚などありません。
前でお太鼓を整えるので、後ろ結びでは見えなかったお太鼓の遊び部分(中の余り)が丸見えです!遊び部分が少しでも多くてもキレイに整えることができます。
お太鼓の形も後結びでは横から見る、自分の手の位置や感覚・指の使い方などですが、前結びは全部見えてますので失敗なく形を整えることができます。
前結びは腰紐や伊達締めなど使わず長襦袢に1本、着物に2本ゴムベルトを使うだけです。
本当です。
私は、着物をもっと日常に!と思っています。
以前、「着物って日常生活に不向きですよね」と言われたことがありますが、そんなことは決してありません。
ちょっとした着方のコツ、道具の使い方・お仕立ての工夫などで快適に過ごせます。

百聞は一見にしかず。

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