卒業式といえば、学生生活の集大成ともいえる大切な日。
その日に着る「袴(はかま)」は、普段着慣れない装いだからこそ不安も多いですよね。
「お金をかけずに自宅で着付けしたい」
「当日の混雑に巻き込まれず、ゆっくり準備したい」
「着付けの流れだけでも理解したい」
そんな方に向けて、この記事では 自宅でできる袴の着付け方法を、初心者目線でとにかくわかりやすく 解説します。
必要な道具・着付けの順番・紐(ひも)の結び方・帯(おび)の整え方・よくある失敗例まで、これ1本でしっかり理解できる“保存版”の内容に仕上げています。
着付けがまったく初めてでも大丈夫。
この記事を読めば、「あ、こんな流れなのね!」とイメージがつかめ、当日スムーズに準備できます。
では、ここから丁寧に解説していきます。

■ 1|袴(はかま)の着付けは自分でできる?難易度とメリット・デメリット
最近は「自分で袴を着る」方が増えています。
SNSでも“セルフ袴着付け”の投稿を見かけますよね。
結論から言うと——
袴の着付けは、振袖ほど難しくありません。
理由は以下の通りです。
● 袴の着付けは帯(おび)を複雑な形に結ばなくて良い
二尺袖(にしゃくそで)に合わせる帯は「半幅帯(はんはばおび)」。
※二尺袖(にしゃくそで)とは、卒業式の袴に合わせる定番の“袖が少し長めの着物”のことです。
振袖(ふりそで)より袖が短く、動きやすいのが特徴です。
帯結び(おびむすび)はシンプルなリボン系が多く、成人式の帯ほどテクニックは必要ありません。
● 袴が帯をカバーしてくれる
帯の形が少し崩れたり、しっかり結べていなくても、袴の前後の帯板(おびいた)と生地で見えにくくなります。
● 身体に巻くものが少なく手順がシンプル
振袖より道具が少なく、巻くものも少ないため初心者でも理解しやすいです。
▼ とはいえ不安なら「前日練習」を
1回練習するだけで、当日の安心感が全く違います。
記事後半で「初心者にありがちな失敗例」も紹介しているので、それをチェックしておけば失敗がぐんと減ります。
■ 2|自宅で袴を着付けするために必要な道具一覧
まずは揃えておくべき道具から。
レンタルショップや写真館で借りる場合はセットに含まれていることも多いですが、足りない場合は100均で代用できるものもあります。
▼ 必要な着付け道具(フルセット)
【小物セット】
- 衿芯
- 肌着
- 腰紐 × 4~5本
- コーリンベルト(あれば便利)
- 伊達締め ×2本
- タオル 3~4枚(体型補正用)
- コットン50g程(体型補正用)
- ガーゼ3m~5m程(体型補正用)
【衣装一式】
- 二尺袖or振袖
- 長襦袢(半衿付き)
- 袴
- 半巾帯
- 重ね衿(ある場合)
- ブーツ(黒タイツ)or草履(足袋)
【着付け道具】
- クリップ(洗濯ばさみでも可)3個程
▼ あると超便利な道具
- 全身が見える鏡
- 洗濯バサミ(袖や衿を仮止めするのに便利)
ハンガーラック
■ 3|【手順①】補正と長襦袢を着る(衿の形が命)
袴着付けの土台になるのが「補正」と「長襦袢」。
衿の形がきれいに決まると、仕上がりの印象がグッとよくなります。
▼手準のポイント
1.肌着を着用する
→襦袢の襟を抜く為、襟ぐりは広めに肌着を着用することがポイント!肌着が長い場合は必ず補正をする前に丈を上げる。
2.補正
→腰回り(ヒップの上と横)にタオルをまわして、くびれを埋める。胸元は体型により変わりますが、鎖骨のくぼみを埋めて方から胸にかけてなだらかにする。バストが大きい場合はガーゼでおさえる。
やり方の詳細は動画をチェック✓
3.襦袢の着付け
→襦袢(じゅばん)を羽織り背中心(せちゅうしん)を合わせる。
衿を左が上になるように左右の衿を合わせる。※お嬢様から見て左側
衿合わせは、のどの窪みが見えるぐらいを目安に左右の衿を合わせる。衿の角度は重なり合う部分が二等辺三角形になるように!詳細は動画をチェック✓
衿合わせの角度がずれると着姿が一気に崩れるため、鏡をしっかり見て調整しましょう。
■ 4|【手順②】二尺袖(着物)を着る
卒業式の袴スタイルは、振袖より袖が短い「二尺袖(にしゃくそで)」が近年では多くなっています。

▼ 着物の着方
1.二尺袖を羽織り、背中心を襦袢と合わせてクリップ(洗濯ばさみでも可)で止める。
→両サイドの衿もクリップで止めるとより綺麗な仕上がりに。※詳細は下記リンクの動画をご確認下さい。
2.衿を左が上になるように左右の衿を合わせる。※お嬢様から見て左側
→白衿(刺繍衿)は2cm程出して衿を合わせる。コーリンベルトで止めて、腰紐でしっかり締める。
3.襦袢と着物の袖を合わせる
→脇のところが隙間開かないように、前と後ろをしっかり持って整える。※詳細は下記リンクの動画をご確認下さい。
4.袴の横から見える部分の布を後に畳んで整えて伊達締めで固定する。
→クリップで止めておくと崩れることなく固定できます。
■ 5|【手順③】半幅帯を結ぶ
袴の下に結ぶ帯は「半幅帯」。
これをしっかり結ぶことで、袴が安定し、姿勢が美しく見えます。
▼ 帯結び
1.帯を巻く前に袴の長さを確認する。
→ブーツ丈の場合は、くるぶしが見えるくらい。草履の場合は床すれすれの丈に。袴が長い場合は前を一折することも可能です。
2.帯を体に二周巻く。(しっかり締める。)
→帯を巻く前に、帯板を伊達締めにクリップで固定しておくとより綺麗な仕上がりに。
3.たれ先を手幅くらいで畳んでいき、山を二つ作ってリボンを作る。形をキープしたまま残りの帯(手先)で結ぶ。
- 袴で隠れてしまうので、羽根の形が完璧でなくてもOK。
- ほどけないように結び目だけしっかり。
■ 6|【手順④】袴を履く(前後の高さが超重要)
袴は半幅帯(はんはばおび)を土台にして着付けをする。
▼ 履き方の流れ
1.袴の長さを再度確認し、袴の中心で帯にクリップで固定して後ろに周り帯に絡めて、前でクロスし後ろで紐を結ぶ。
2.袴の後ろにへらが付いている場合は、帯の隙間に挟めて前で紐を結ぶ。
▼ 袴の「前の高さ」が着姿の決め手
・高すぎる → 子どもっぽく見える
・低すぎる → 野暮ったい印象に
・ベスト位置 → おへその少し上
■ 7|【手順⑤】リボンを整える(袴の顔)
袴紐アレンジのリボンは、袴姿の“顔”。
ここがきれいだと写真映えがぐっと上がります。
▼ 整え方のポイント
- リボンの山は左右対称に
- 下がらないよう紐はきつめに
- 裾の長さが均一かチェック
■ 8|【手順⑥】最終チェック(ここを見れば失敗なし)
最後に全身をチェックしましょう。
▼ チェック項目
- 衿元が左右対象?
- 袴の前後の高さは合っている?
- リボンが傾いていない?
- 歩きにくくない?
- 帯がゆるんでいない?
不安な部分があれば、紐(ひも)や帯(おび)の締め直しを。
■ 9|自分で袴を着付けする時にありがちな失敗と対処法
初心者に多い失敗をまとめ、その解決策も紹介します。
① 袴が下がってくる
● 原因
- 帯(おび)がゆるい
- 腰紐(こしひも)が弱い
- 位置が低い
● 対策
- 帯はできる限りきつく巻く
- 紐はしっかり締める
- 袴の位置はおへその上
② 衿(えり)が詰まって苦しい
● 原因
- 襦袢(じゅばん)の衿合わせが狭い
- 襦袢の衿の抜きが甘い
● 対策
- 襦袢の衿を少し抜く
③ リボンが垂れ下がる
● 原因
- 結び目が弱い
● 対策
- 固く結び直す
■ 10|自分で着付けする人が準備しておくべきこと(前日〜当日)
自宅で着付けする場合、着物とは別に“準備力”がとても大切。
▼ 前日にやること
- 袴・着物をすべてハンガーにかけて準備※あて布をして畳しわを伸ばすと着付け後の仕上がりがきれいに。
- 道具をひとまとめにする
- 袴を履く高さの目安を鏡でチェック
▼ 当日にやること
- 予定の1.5〜2倍の時間を確保する
- 着付け前にトイレを済ませる
- 紐(ひも)がきつすぎる場合は深呼吸して調整
- 最後に全身を確認
■ 11|自宅で袴着付けするのに向いている人・向いていない人
▼ 向いている人
- 時間に余裕がある
- 事前に練習できる
- 手順をじっくり覚えたい
- 朝が比較的強い
▼ 向いていない人
- 朝弱い
- 細かい作業が苦手
- 時間が読めないタイプ
- 髪型も自分でやる予定で時間がタイト
※ 不安が大きい場合は美容室・スタジオの着付けを利用すると安心です。
■ 12|袴を自宅で着るメリット・デメリット
▼ メリット
- 早朝料金がかからない
- 移動の時間が省ける
- 自分のペースでできる
- 料金が抑えられる
- 着崩れても原因を理解しやすい
▼ デメリット
- 練習が必要
- 時間がかかる
- 後ろ姿が確認しにくい
- 着崩れが不安な人もいる
■ 13|より綺麗に着るためのプロのコツ
プロが撮影前に実際に行っているポイントをご紹介します。
① 腰紐(こしひも)はできるだけ「高い位置」で結ぶ
→ 袴が安定しやすい。
② 帯(おび)の結びは「小さめ&固め」
→ 袴で隠れるため、結び目は小さく固くがベスト。
③ 袴の前板(まえいた)は平行に
→ 斜めになると一気に“着崩れ感”が出る。
④ 衿元(えりもと)は“ゆとり”を少し残す
→ 苦しくなく、首が長く見える。
■ 14|まとめ:自宅での袴着付けはコツさえつかめば誰でもできる
袴の着付けは、振袖ほど複雑ではなく、
手順さえ理解すれば初心者でも十分に自分で着られます。
ポイントは以下の3つ。
- 衿元(えりもと)の形
- 帯の結び方
- 袴の高さ
ここさえ押さえておけば美しく仕上がります。
卒業式は、一生の思い出になる特別な日。
自分で着付けることで、準備の時間までもが思い出になります。
この記事が、皆さんの大切な日のサポートになりますように。
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