2024年3月18日
たくさんの着物

いつもご覧いただきありがとうございます!

振袖専門店HANAICHIです!



今回は振袖のクリーニングについてお話ししていきたいと思います。

 

成人式にご購入された振袖や、譲り受けた振袖を出来るだけ長く綺麗な状態で残しておきたいですよね。

 

振袖を長く綺麗に保つために、クリーニングに出すタイミング、またその種類と各費用など、花いちならではのポイントも含めてご紹介します!




振袖を着た後は汚れがないかチェックしよう

 

振袖を着用したあとは、汚れがないか速やかにチェックしましょう。

汚れがある場合、放置しているとどんどん汚れが取りづらくなってしまいます。

明るい場所でしっかりと全体をくまなく確認しましょう。

振袖のお手入れについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

 

襟、袖底、裾の汚れ

 

汚れが付きやすいのは、襟、袖底(袖の一番下の部分)、裾の3箇所。

特に襟元はファンデーションや汗で汚れることが多い箇所です。



汗によるシミや汚れ

 

目立った汚れがなければ保管しても問題はありませんが、長襦袢などは汗や皮脂により変色してしまう恐れがあります。



その他

 

脇や長襦袢のお尻のところのほつれを見つけた場合もクリーニングに出すタイミングで、補修しておきましょう。



振袖についてしまったシミや汚れは早めにクリーニングに出すことで、汚れが落ちやすく費用も抑えられる可能性が高いので上記のポイントを参考にチェックしてみましょう!

 

また費用を抑えようと、ネットの情報を参考に自分で汚れを落とそうとすると、かえって状態を悪化させてしまう可能性もありますので専門の業者に頼みましょう!



振袖をクリーニングに出すタイミングは?

 

 

振袖はどのタイミングでクリーニングに出せばいいのでしょうか?

ここでは新しく仕立てた振袖の場合と、ママ振袖の場合の2パターンについて説明します。

ただ、2~3か月以内に振袖を着用する予定がある場合は、汚れがないなら収納前に毎回クリーニングに出す必要はありません。

 

新しく仕立てた振袖の場合

 

成人式のために購入した振袖など、新しく仕立てた振袖の場合は、成人式が終わったあと収納する前にクリーニングに出しましょう。

 

ママ振袖の場合

 

ママ振袖の場合は、まず着用前に汚れを確認し、汚れがあった場合は着る前にクリーニングへ出しましょう。

着用後も収納する前にクリーニングに出します。

ママ振袖のお手入れ方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

【写真だけの成人式】写真だけでもお手入れ必要!?ママ振袖などのcheckポイントをご紹介☆@Studio amip

 



振袖のクリーニングの料金は?

 

振袖のクリーニングは、洋服のクリーニングとは異なり、料金や期間も大きく違います。

しばらく振袖を着る予定がないときは、専門店やクリーニング店で「着物丸洗い」をしてもらうことをおすすめします。

 

クリーニングの料金は1万円弱~1万5,000円程度

 

クリーニングの料金は店舗によっても変動しますが、大体1万円弱から1万5千円ほど。

「着物丸洗い」の最安値段が表記されていても、生地や装飾によって料金が変わってくるので、クリーニングに出す時にはそのお店の料金形態を必ずチェックしましょう!

 

クリーニングにかかる期間は約1か月ほど

 

基本的に振袖のクリーニングは1か月程度かかると考えておいたほうがいいでしょう。

成人式後の繁忙期や、シミ抜きが必要な場合はそれ以上かかることもあります。

ママ振袖の着用を考えている場合は、シミ、シワ、黄変、カビなどのトラブルがないか、サイズ直しの必要がないかなど早めにチェックしておきましょう。

振袖の小物のクリーニング

 

振袖を着るうえで必要になる長襦袢や帯のクリーニングについて説明していきます。

 

長襦袢

 

長襦袢は着物よりも汗をより吸っており、そのまま放置してしまうと黄色く浮き出てくることがあるので注意が必要です。

 

長襦袢は振袖と同様に次回着る予定が無ければ、振袖と襦袢をセットでクリーニングに出すことをお勧めします!

 

最近では半襟を付けたままクリーニングに出せるお店もあるので、長襦袢のクリーニングを依頼する際にはお店に確認してみてください。



 

帯は振袖や長襦袢とは異なり、頻繁な洗濯を必要としないアイテムです。汚れが無ければクリーニングに出さなくても大丈夫です。

 

ただし、目立つシミや汚れが付いてしまった場合には、早めに専門のクリーニング店に依頼をしましょう!

 

 また、振袖の帯は「変わり結び」をするため、表面の糸がほつれてしまうケースがあります。糸がかなり出てしまっている場合は、クリーニングと一緒にほつれも直してもらえるか依頼してみることをお勧めします。

 

帯のクリーニングの相場は700円程度ですが、正絹でできた帯の場合は数千円~5,000円超程度になることもあります。

 

振袖の「シミ抜き」のクリーニング料金は?

 

シミの種類や大きさによっては、「着物丸洗い」だけではきれいにならないことがあります。

 

その場合はさらにシミ抜きが必要になってきます。

 

 

 

「シミ抜き」が必要な汚れの例

 

・紅茶やコーヒーの汚れ

・果汁(ジュースなど)やワインの汚れ

・ボールペンや墨の汚れ

・泥はね、砂の汚れ

・雨や水によるシミ

・汗によるシミやニオイ

・カビよる汚れや変色

・直径3㎝超の大きなシミ

・付いてから時間が経ってしまったシミ



「シミ抜き」の相場

 

振袖の「シミ抜き」は、種類や状態など様々な条件によって料金が変わってくるので、一概には言えません。



<費用・値段が変わる例>

・シミの大きさ

・付いてから新しいシミなのか、古いシミなのか

・シミが付いた箇所(地色部分、刺繍や柄の部分)

・インク等の取る位置が難しい種類のシミかどうか



比較的簡単なシミ抜きであれば1箇所2,000円程度で済むこともありますが、専門の方にしっかり状態を見てもらい、見積もりを取ってもらうことをお勧めします。

 

特に最近流行している「ママ振」は何十年も経っているため「シミ抜き」が必要なケースが多いです。




振袖クリーニングのオプションサービス

 

振袖クリーニングにはさまざまなオプションがあります。

 

・縫い紋…紋を刺繍で改めて縫う作業

・紋書き…黄ばみやにじんだ紋を綺麗に書き直す作業

・カビ取り…着物に発生したカビを洗い流す作業

・部分直し…寸法の変更や裏地の取り替えを部分的に行う作業

・クイック納期…通常1ヵ月かかる納期を10日程度に縮めるサービス

・虫干し…任に1回程度着物を外に干す作業

・保管…次回着用時まで業者が保管するサービス

・汗抜き…振袖にしみ込んだ汗を除去する作業

 

必要に応じてクリーニングの際に相談してみましょう。







振袖クリーニングはどこでしてもらうのがおすすめ?

 

①見積もりを出してもらいましょう

 

シミ抜きの費用について触れたとおり、シミ抜きは条件によって料金が変わるため、全てのシミ抜き後、高いクリーニング代を請求されると困りますよね…。

 

そんなトラブルを避けるためにも、クリーニングに出す前に、見積もりを出してくれる業者を選びましょう!!

 

 

②公式サイトを確認

 

次の4点を確認しておきましょう。

 

・どんなクリーニングをしているのか

・細かいメニューはあるのか

・シミ抜きのメニューがあるのか

・連絡はこまめにくれるのか

 

 

特に激安店の場合、専門の業者もおらずシミ抜きのメニューがないということもあるので公式サイトは要チェックです。

 

 

③気を付けるべきクリーニング店の例

 

クリーニングに失敗しないためにも以下のようなクリーニング店には気を付けましょう!

 

・着物を何着もまとめて洗っている

・洗濯時にネット等を使わない

・石油溶剤を繰り返して使用している

・丸洗い前の「下洗い」をしていない

・「シミ抜き」のメニューがない



このような洗い方では、袖の裏や襟元の細かい皮脂汚れはなかなか取れず、年数が経つと振袖が黄ばんでしまったりするケースも…。

 

しっかりと公式ホームページを見てメニューをチェックしてから依頼しましょう。






振袖のクリーニングはHANAICHI都屋へ!

 

振袖HANAICHIは、着物専門のスタッフがお着物の状態を丁寧にチェックします。

的確にカウンセリングをしたうえで、お手入れ・お直しが必要な場合は、無料でお見積もりを出しています。

 

また、当店でご購入された振袖や帯は、汚れを弾くパールトーン加工が施されています。

加工をされた振袖や帯は、お手入れを原則無料で行っているアフターサービスが20年間保証されているので、クリーニング費用を抑えることが出来ます。

※業者(京都)への送料1,100円(税込み)をいただいております。

 

もちろん、他店舗で購入された振袖でもクリーニング可能です。通常のクリーニング店よりもお手頃な価格設定となっております。

 

また、振袖の保管サービス「花たんす」があるので、振袖の保管でお困りの際もぜひご相談ください!

 

振袖クリーニングを宅配でしてもらう場合は?

 

振袖のクリーニングには、「店舗持ち込み」と「宅配」の2種類があります。

 

ここでは、宅配クリーニングの料金や選び方を解説します。

 

 

①宅配クリーニングの料金

 

宅配クリーニングの料金相場は、店舗持ち込みと変わらず丸洗いで1万円弱~1万5千円程度です。

 

ただし、宅配クリーニングの場合は送料がプラスされるサイトもあるので、送料の確認が必要になってきます!

 

 

②宅配クリーニングの選び方

 

着物洗いに特化した専門店を選びましょう!

 

振袖は洋服とは異なり、繊細な生地を使用し特殊な装飾を施されているものが多いです。

 

そのため、着物向けのクリーニング設備を持ち、着物の知識と技術がある職人さんがいる専門店に依頼すると安心です。



③利用者の客観的な口コミがあるお店を選びましょう!

 

悪い口コミも含めて、利用者の口コミで見極めることも大切です。



 口コミで特にチェックすること

 

☑きちんと汚れやにおいが落ちたか

☑お店からの連絡は細やかでスムーズか

☑配送トラブルはなかったか



④着物に配慮した梱包ができているか

 

配送中に綺麗にしてもらった振袖がぐちゃぐちゃになり、シワが付いてしまっては元も子もありません。

 

そのため宅配クリーニングで依頼する際には、梱包方法もチェックしましょう!

 

 



振袖クリーニングは安いほうがいいとは限らない!

振袖の女性の後ろ姿

振袖クリーニングの相場について、なぜ料金に差があるのか?と疑問を持った方も多いと思います。

 

振袖をクリーニングに出す場合、料金が高い店と安い店、どちらを選べばいいのか説明していきます。

 

高い=良い業者とは限らない

 

呉服店や百貨店の場合は料金が高くなりがちです。

 

これは販売店が直接クリーニングをするわけではなく別の業者に預けるため、その手数料やマージン(売上総利益)が発生して、料金値段に上乗せされるからです。

 

また洋服店を取り扱う一般的なクリーニング店でも同様に振袖のクリーニングを受け付けているものの、実際のクリーニングは専門業者に回すケースがほとんどなので、「振袖クリーニング」の料金設定は高い傾向にあります。

 

つまり、値段が高ければクリーニング技術が良いというわけではないのです。

 

最適なのは着物向けの技術を持つ専門店に直接お願いすることです。

 

その方が「振袖クリーニング」の費用を安い料金に抑えられる可能性があります。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

ご購入されたお振袖、譲り受けたお振袖を綺麗に長く保管しておくポイントをお伝えさせて頂きました。

お振袖は着用後、その都度クリーニングに出すことが理想的ですが、2〜3ヵ月以内に着る場合は最後の予定が終わってからクリーニングに出しましょう。

クリーニングの料金には相場がありますが、料金のみで業者を決めず、自分の振袖の状態にあったところでお願いしましょう。

業者に依頼する前には、公式サイトを必ずチェックしましょう。メニューの種類や見積もりの有無を調べ、失敗しない業者選びが大切です。

ご自身のお振袖を大切に残していただけるよう、参考にしていただけると幸いです。

 

 

 

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