振袖と着物の違いとは？成人式に振袖を着る理由やそれぞれの特徴を解説＠HANAICHI

成人式で振袖を着るのはなぜ？成人式のルーツと振袖を着る訳とは＜写真だけの成人式＞後撮りも受付中！24年25年26年成人＠Studio amip

今日のテーマは

「振袖（ふりそで）っていつまで着てもいいの？」

 

みなさん意外と知らない、素朴な疑問に答えていきます！

 

結論から言うと…

 

 

振袖（ふりそで）は未婚の象徴であり、年齢に関係なく未婚であれば問題ありません！

 

 

 

振袖（ふりそで）は若い子のもの、20代までといったイメージを持っている人も多くいます。
そのため、年齢制限があると思っている人も少なくありません。

近年では晩婚化が進み、30代でも独身という方も珍しくありませんが、
ほんの30年前までは未婚未婚=20代というようなイメージがあったためだと思われます。

色や着こなしに気を付ければ、30代以降でも素敵に振袖を着こなすことができます！

 

 

しかし、やはり地域や人によっては30代なのに振袖はどうなのか、
というように歓迎しない人もいることも知っておくことが大切です。
自分の記念のために振袖を着るのであれば好きなものを選ぶことができますが、
結婚式にゲストとして招待された場合や、親族などの集まりでは色んな考えの人がいます。
お祝いや、おめでたい席では特に配慮が必要です。

 

 

 

一般的に問題なく振袖（ふりそで）を着られるのは何歳まで？

 

 

 

 

未婚女性の礼装ということは、未婚の女性であれば20代以下や30代だけでなく、それ以上の年齢であっても振袖を着用できます。しかし、実際には「30代前半」までの着用が一般的と言えるでしょう。

その理由として「未婚」という言葉のイメージが挙げられます。

そのため、30代前半までであれば、未婚だと一般的に捉えられやすく、振袖を着用しても違和感を覚えにくいと言えるでしょう。

30代後半や40代の女性が着用すると、周囲に気を遣わせてしまうこともあるため、未婚であっても振袖の着用を控えることが推奨されます。

 

 

 

振袖（ふりそで）を着られるシーン

 

振袖を着られるシーンは成人式だけではありません。以下に、振袖を着られるシーンと、それぞれのシーンにおける振袖選びのポイントをご紹介します。

成人式

成人式は、振袖を着る最も代表的な機会です。成人式では、振袖だけでなく、髪飾りやメイクにもこだわって、華やかに着飾りたいものです。

結婚式

結婚式では、振袖は訪問着よりも格上の衣装とされています。親族や親しい友人の結婚式に参列する場合は、振袖を着て祝意を表すのも良いでしょう。

卒業式

卒業式は、学生最後の晴れ舞台です。袴と合わせて着る振袖は、袴姿とはまた違った華やかさを演出できます。

その他

振袖は、お茶会やパーティーなどの華やかな場にも着ていくことができます。また、最近では成人式の振袖を前撮りや後撮りで着る人も増えており、振袖を着られる機会は増えています。

 

 

 

振袖（ふりそで）は未婚女性のための第一礼装であるものの、一般的には若い方向けの衣装と言えます。肩身の狭い思いをしたり、周りの人に気を遣わせたりしないよう、年齢とともに着用する機会を考慮すると良いでしょう。

また、和装の楽しみ方は振袖だけではありません。家紋の数により格式の変わる※色留袖や、※略礼装としてさまざまなシーンに着用できる訪問着も結婚式のゲスト衣装にぴったりです。

 

マナーを守り着用することで、華やかさを存分にアピールできる振袖。年齢を重ねた未婚女性の中には振袖の着こなし方を工夫される方もいらっしゃいます。
着物の色を押さえたり帯の結び目を変えたりすれば、成人式の華やかさとはまた一味違った上品さを表現できますよ。

是非振袖を楽しんでみてはいかがでしょうか？

 

 

※色留袖・・・結婚式、披露宴で親族に着用されることが多い着物です

※略礼装・・・冠婚葬祭で着用される礼服の中でもっとも格式の低いタイプのもの