くすみグリーン系の振袖コーディネート

ご覧いただきありがとうございます。
花いち都屋北見店 植村です。

今回は、成人式を間近に控えたお嬢様とそのお母様にぜひご紹介したい、今月の当店イチオシの振袖コーディネートをご紹介します!

落ち着きのある淡いグレーグリーンの地色に、白・黒・金の美しい牡丹(ぼたん)や百合の柄が大胆に描かれた、大人っぽさと華やかさを兼ね備えたお振袖(ふりそで)。上品なのに地味じゃない、そして洗練されているのにしっかりと華やか。そんな絶妙なバランスで、お嬢様の魅力をぐっと引き立ててくれる一枚です。

このお振袖の柄や色が与える印象、小物のこだわりポイントなど、コーディネートの魅力をわかりやすくお届けしていきます。

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くすみグリーン ~ 大人の品格をまとう、モダンエレガントスタイル ~

くすみグリーン系の振袖コーディネート

この振袖のベースカラーは、やさしく澄んだ淡いグレーグリーン

「グリーン系」の色味は「癒し」や「安らぎ」、「自然」などを連想させる色でありながら、グレーの落ち着きが加わることで、より上品で洗練された印象に仕上がっています。

淡いトーンの色味は肌なじみがよく、お顔映りを明るく見せてくれる効果も。 また、このようなニュアンスカラーは、派手すぎず控えめすぎない絶妙なバランスで、どの世代からも好印象を持たれるカラーです。

成人を迎えるお嬢様にとって「大人の階段をのぼる」タイミングにふさわしい色であり、清楚さや品格を感じさせる、まさに“育ちのよさ”を演出してくれる一色とも言えるでしょう。

続いて、柄について解説していきます。

くすみグレー系のお振袖コーディネート

■ 振袖の柄に込められた意味 ~牡丹と百合の競演~

この振袖(ふりそで)をより一層華やかに見せているのが、贅沢に描かれた牡丹」と「百合」の花です。

● 牡丹(ぼたん)

大輪の花を咲かせる牡丹は、「百花の王(ひゃっかのおう)」とも呼ばれる高貴な花。 古くから着物や美術品に描かれてきた吉祥文様(きっしょうもんよう)のひとつで、「富貴」や「幸運」、「美しさ」の象徴として親しまれています。

成人式という節目の場で牡丹柄を身にまとうことは、「華やかに、豊かに、幸せな未来を咲かせてほしい」という願いの表れでもあります。

この振袖には、白・金・黒のグラデーションで彩られた牡丹が大胆にあしらわれ、どの角度から見ても存在感がありつつ、品のある印象を与えてくれます。

● 百合(ゆり)

百合の花は「純潔」や「無垢」、「清らかさ」を象徴する花。特に白百合は、清楚でやわらかな女性像をイメージさせ、振袖柄としてもとても人気があります。

今回の振袖では、袖部分にさりげなく描かれた百合の花が、牡丹の華やかさの中にすっと“静けさ”や“芯のある美しさ”を添えてくれています。

牡丹と百合、この2つの花がひとつの振袖の中で共演することで、「華やかさ」と「気品」を絶妙なバランスで兼ね備えたデザインになっています。

くすみグリーン系の振袖コーディネート、重ね衿、刺繍衿

■ 刺繍衿と重ね衿

●刺繍衿(ししゅうえり)

刺繍衿」は、長襦袢(ながじゅばん)に縫い付けてある衿で、着物の下からちらりと見える部分です。 お顔まわりに近いため、全体の印象を明るく華やかに見せる大事なポイントとなります。

このコーディネートでは、白地に金糸で上品な花模様の刺繍がほどこされており、動くたびにきらりと光って華やかさを添えてくれます。成人式の写真撮影でも、ぱっと映える美しいポイントです。

●重ね衿(かさねえり)

重ね衿(伊達衿)」は、着物と長襦袢の衿の間に差し込むようにして見せる細い飾り衿で、全体のコーディネートにアクセントを与える小物です。

今回のコーディネートでは、落ち着いた茶色にラインストーンと金のラインが施された重ね衿を使用しています。 茶色のシックさとラインストーンの輝きが合わさり、落ち着いた上品さの中にきらりと個性が光る、バランスの取れた印象に仕上がっています。

くすみグリーン系の振袖コーディネート、袋帯、帯締め、帯揚げ

■ 袋帯(ふくろおび)

袋帯」は、振袖(ふりそで)の中でも最も格式が高い帯のひとつ。 お着物のコーディネートにおいて最も目を引く存在であり、全体の印象を左右する重要なアイテムです。

この袋帯は、アイボリーを基調に、淡いベージュや白の色彩で描かれた菊のような優雅な模様が特徴。 柔らかく女性らしい印象を与えるだけでなく、帯の立体感と柄の曲線が美しく、後ろ姿までしっかりと魅せてくれます。

帯を結ぶ形や位置でも印象が変わりますが、今回のコーディネートでは全体の品を大切にした、バランスのとれた帯結びで仕上げています。

■ 帯揚げと帯締め

●帯揚げ(おびあげ)

帯揚げ」は、帯の上からふんわりと見える布地のこと。 本来は帯枕(おびまくら)を隠す役割がありますが、コーディネートの彩りや印象を大きく左右する存在でもあります。

この振袖では、深みのあるダークオリーブグリーンの帯揚げを使用。 上品な地色に対して程よいコントラストを与え、全体を引き締めつつも柔らかな立体感で女性らしさをプラスしています。

●帯締め(おびじめ)

帯締め」は、帯の中央を締める紐状の小物で、帯をしっかりと固定するだけでなく、着姿に華やかさや個性を添えるポイントです。

今回使用している帯締めは、茶色と金色をベースにした組紐(くみひも)タイプ。 中央にはパールとゴールドの飾りがほどこされており、まるでアクセサリーのようなきらめきが特徴です。

柔らかな色調の中で、この帯締めがしっかりとした印象を与えてくれます。 着物全体のコーディネートに高級感と華やかさをプラスする、大切な仕上げアイテムです。


いかがでしたか?

全体を通して、淡いグレーグリーンの上品さと、牡丹と百合の華やかで格調高い柄、そしてシックな小物づかいが絶妙にマッチした、大人の魅力がたっぷり詰まったコーディネートです。

「派手すぎず、でも華やかに」──そんな願いを叶えてくれる一着。

成人式という特別な日を、自分らしく、そして凛とした美しさで迎えていただけるよう、心を込めてご提案させていただきます。

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