こんにちは!HANAICHI札幌店です。
いつもご覧くださりありがとうございます!
今週のイチオシ振袖(ふりそで)は?
このブログを読んでくださっている方の中には、成人式を迎えるご本人はもちろん、
「娘にどんな振袖を選んであげようか」と悩むお母様や、「孫に似合う一枚を探している」というおばあ様も
いらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、淡いピンクを基調に大きな牡丹(ぼたん)が咲き誇(ほこ)る振袖。
ひとことで言えば「大人っぽさ」と「可憐さ」が同居した一枚です。
ピンク色と聞くと「甘すぎるのでは?」と思う方もいるかもしれません。ですが、この振袖は淡い桜色に近い落ち着いたピンクで、
花の柄もシックに表現されているため大人っぽい女性にもぴったり!さらに帯や小物の渋みが加わることで、全体の印象が甘くなり
すぎず、絶妙なバランスを保っています。
さて、ここからは「この振袖がなぜおすすめなのか」「柄の意味は?」「小物使いのポイントは?」などを、
じっくりと深掘りしていきましょう!

淡いピンクと牡丹柄の魅力
まず目に飛び込んでくるのは、全身を包む柔らかなピンク色。
日本人の肌色に最も馴染(なじ)みやすい色合いのひとつで、顔映りがふんわり明るく見えるのが特徴です。
成人式の会場に入った瞬間、スポットライトを浴びたかのようにパッと輝いて見えること間違いなし。
さらに注目すべきは、裾や袖に大きく描かれた牡丹の花。牡丹は「百花の王(ひゃっかのおう)」と称され、
豪華(ごうか)さと、気品(きひん)を兼ね備えた花です。 桜が儚(はかな)さや可憐(かれん)さを象徴するのに対し、
牡丹は堂々とした美しさを表現します。
そのため、着る人を「可愛い女の子」から「凛(りん)とした大人の女性」へと引き立ててくれるのです。
このように、淡いピンクと牡丹柄は華やかさと落ち着きのバランスが絶妙で、成人式はもちろん結婚式のお呼ばれや
卒業式の袴(はかま)コーデにも応用できる万能(ばんのう)さを持っています。
牡丹(ぼたん)や花々に込められた由来
着物に描かれる花柄(はながら)には、それぞれ意味や願いが込められています。
牡丹はその代表格ともいえる存在で、「富貴(ふうき)」「幸福(こうふく)」「高貴(こうき)さ」を象徴します。
昔から「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人を形容する言葉があるように、牡丹は女性の美の象徴でもあります。
この振袖に描かれた牡丹は、淡いグラデーションで描かれ、強すぎる主張を抑えながらも存在感は抜群。
これこそが「今っぽさ」につながっているのです。インパクトがありつつも、やさしさと上品さを兼ね備えています。
さらに、帯(おび)には菊(きく)や桜を思わせる文様(もんよう)も織り込まれています。
菊は「長寿(ちょうじゅ)」や「不老不死(ふろうふし)」を願う花。桜は「門出(かどで)」や「新しい始まり」の象徴。
つまり、この一枚には「美しく凛と生きる女性に、末永い幸せと新しい未来を」というメッセージが込められているのです。
着物を選ぶときに「柄の意味」を知っていると単なるデザイン以上の価値を感じられますし、式当日に自信を持って袖を通すことが
できます。
※長寿…長生きすること。 ※不老不死…永遠に若さを保ち生き続けること。
小物が生み出す上品な立体感
振袖の印象を大きく左右するのが帯まわりです。
今回のコーディネートでは、白地に古典柄が織り込まれた袋帯を使用しました。落ち着いた色合いながらも、
赤や青の差し色が効いていて全体を引き締めています。
帯結びはふんわりとした立体的な形で華やかさを演出。
成人式当日は後ろ姿を撮られる機会も多いため、「もうひとつの主役」といえるでしょう。
帯揚げ(おびあげ)は深みのある茶色を選択。甘くなりがちなピンクの着物に大人の雰囲気をプラスし、コーディネート全体に安定感
を与えています。
帯締め(おびじめ)は同系色でまとめて主張しすぎないように。そこに白いお花の飾りが添えられていて、可憐さも忘れていません。
小物同士のバランス感覚が、この上品な仕上がりを支えています。

見えない部分のこだわり
着物の着こなしにおいて「チラリと見える部分」ほど、実は大事なんです。
重ね衿(かさねえり)は、白のパールとレースがついたものを合わせています。可憐さと清楚(せいそ)さをプラスし、
顔まわりを一層明るく見せています!
半衿(はんえり)は淡いゴールド系で控えめに。ほんのわずかな差し色ですが、これがあるだけで首まわりがぐっと引き締まり
格式の高さを感じさせます。
【色彩心理とコーディネート】淡いピンクがもつ印象と効果
ピンク色は「優しさ」「愛情」「幸福感」を象徴する色です。
特に淡いピンクは柔らかさと上品さを兼ね備えており、初対面の人にも好印象を与えます。
成人式という大人数が集まる場でも嫌味なく目を引き、周囲を和ませる効果があります!
また、ピンクは写真映えも抜群!集合写真では華やかに映り、一人での撮影では肌の血色をよく見せてくれます。
SNSに投稿する際も「いいね!」が増える色といえるでしょう^^
振袖と牡丹の歴史・文様の由来
振袖は江戸時代に若い未婚女性の第一礼装として定着しました。当初は袖を振ることで相手に想いを伝える「恋のサイン」だった
ともいわれています。現在では成人式や晴れの日に着る特別な衣装として受け継がれています。
一方、牡丹の文様は奈良時代に中国から伝わり、平安貴族の衣装や調度品に多用されました。
「百花の王」として、富貴や繁栄(はんえい)を象徴する柄とされ、江戸時代には武家の女性にも人気が広まりました。
つまり、この振袖は「伝統的な格式」と「現代的な感覚」が融合(ゆうごう)した一枚だといえます。
【おすすめシーン】成人式だけじゃない!活躍場面
もちろん成人式が一番の出番ですが、この振袖は他の場面でも活躍できます。
・大学の卒業式に袴と合わせて
・結婚式の参列衣装として
・前撮り、後撮りでのロケーション撮影に
特に卒業式に袴と合わせると、より落ち着いた雰囲気になり華やかすぎず品のあるコーディネートに仕上がります。
【着こなしアドバイス】身長や雰囲気別の着こなし
・小柄さん → 淡い色は膨張して見えがちなので、帯や小物に濃い色を入れるとバランス◎
・高身長さん → 大柄の牡丹がよく映え、モデルのような雰囲気に
・可愛い系が好き → 髪飾りはピンクや白の花を合わせ
・大人っぽくしたい → ゴールドやブラウン系の小物でまとめて
【まとめ】今週の振袖から感じる「和の美意識」
今回ご紹介した淡いピンクの牡丹柄振袖は、
「可愛らしさ」と「大人っぽさ」の両立×小物で遊びながらも品を保つバランス感覚×伝統文様と現代感覚の融合
これらすべてを備えた、まさにイチオシの一枚です。
成人式は一生に一度。どんな振袖を選ぶかは、人生のアルバムに刻まれる大切な決断です。
ぜひこのブログを参考にして、自分にぴったりの一枚を見つけてくださいね!
振袖の柄や選び方について詳しくご紹介した記事も載せてあるので是非見てみてください^^
最後までご覧いただきありがとうございました。
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