こんにちは、花いち都屋帯広店です!
今月もオススメの振袖(ふりそで)コーディネートをご紹介いたします!
今回は、王道古典柄のお振袖をご紹介!!流行に左右されず、いつ見ても「美しい」と感じられる王道の振袖スタイルです。
白地に咲く赤とオレンジの梅の花が凛とした存在感を放ち、帯(おび)や小物に散りばめた色彩が、晴れの日の主役をさらに引き立てます。
どんな魅力が詰まっているのでしょうか?それではじっくり見ていきましょう!
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金額:レンタル¥250,000(税抜き)
※コーディネートの小物の一部はオプションを含みます。
【今月のおすすめ振袖】
◆振袖(ふりそで):白地に咲く梅花が彩る、品格あふれる“王道美人”スタイル
まず目を惹くのは、白地をベースに描かれた華やかな梅文様。
清らかな白が肌の透明感を引き立てながら、赤・オレンジ・金彩の花々が華やぎを添えます。
白は「純粋さ」「新しい門出」の象徴とされ、成人式という人生の節目にぴったりの色合いです。
そしてこの振袖(ふりそで)の特徴は、色使いのバランスの美しさ。
濃赤とオレンジの花々に、抹茶色や黒のアクセントが加わり、甘すぎず凛とした印象を生み出しています。
裾(すそ)に向かって深みのある紫を配することで、全体の印象が引き締まり、立ち姿に品格が宿ります。
梅の花は、古くから「気品」「忍耐」「希望」を表す吉祥文様(きしょうもんよう)です。
厳しい冬に咲く花として、新しい人生の門出を迎える成人式にまさにふさわしい柄です。
華やかでありながら芯の強さを感じさせるデザインは、見る人に清楚で誇り高い印象を与えます。
※吉祥文様:縁起の良いとされる動植物や物品などを図案化した、おめでたい意味が込められた伝統的な文様
【小物紹介】
~小物ひとつで変わる印象~
振袖(ふりそで)コーディネートにおいて、小物は全体の印象を変えてくれるとても大切なものです。小物ひとつ変わるだけで、まるで別の振袖を着ていると思うほど印象がガラッと変わります。
今回はどのような小物が使われているのでしょうか?それではじっくり見ていきましょう!
◆ 袋帯(ふくろおび): 艶やかな金地に映える色彩美

帯はコーディネート全体の印象を決める重要なポイント。
今回合わせた袋帯は、金地に赤・青・黒・紫を織り込んだ格調高いデザイン。
大胆な花柄と曲線が描かれ、光の角度によって織の艶が美しく浮かび上がります。
背中に結んだ帯結びは、立体感と重厚感を兼ね備えたふっくらとした仕上がり。
成人式らしい晴れやかな存在感を放ちながらも、どこか上品で落ち着いた印象を与えるのがポイントです。
帯(おび)の赤と紫が、振袖(ふりそで)の花柄と呼応し、コーディネート全体に統一感を生み出しています。
さらに金糸(きんし)の輝きが白地の振袖をより明るく見せ、まさに「後ろ姿まで美しい」王道の正統派スタイルです!
背中に花が咲いたような帯結びは、まさに“主役の象徴”。歩くたび、光が帯の文様に沿って柔らかくきらめき、
見る人の目を惹きつける圧倒的な存在感を放ちます。
◆ 重ね衿(かさねえり):赤と若草色の二重重ね。繊細な差し色が顔まわりを美しく

重ね衿(伊達衿(だてえり))は、振袖(ふりそで)コーディネートの印象を決める重要なポイントです。今回選んだのは、鮮やかな赤と優しい若草色の二重重ね(にじゅうかさね)です。
まず、赤の重ね衿は振袖の花柄の紅と響き合い、お顔の血色をよく見せてくれる効果があります。
赤は日本の伝統色の中でも“祝福と情熱”を象徴する色で、成人式というお祝いの日に最もふさわしい色といえます。
そして、その内側に重ねた若草色は、新緑のようなフレッシュさを感じさせ、全体のトーンに柔らかさをプラス。
グリーン系の重ね衿(かさねえり)を少しのぞかせるだけで、顔まわりに自然な明るさと爽やかさが生まれます。
◆ 帯締め(おびじめ):グリーン×マゼンタで彩る、現代的なアクセント

帯締めは、コーディネートの中で最も“個性”を表すアイテムのひとつ。
今回は、抹茶グリーンの組紐(くみひも)にマゼンタピンクを差し込んだ二色使いです。
中央にはパール・とんぼ玉があしらわれ、可憐で上品なアクセントになっています。
グリーンは安定・調和を象徴する色で、金地の帯や赤系の振袖と調和します。
マゼンタは華やかさと女性らしさを象徴し、
この2色を組み合わせることで、古典的ながらもトレンド感を感じさせる配色に。
組紐の立体感にも注目です。
柔らかすぎず、適度な張りのある正絹素材を使うことで、
結び目がしっかりと立ち、帯の中央がきゅっと締まった美しいラインを作ります。
結び方は色々ありますが、今回はグリーンを目立たせるように結んでいます。
グリーンを目立たせることによって振袖(ふりそで)のグリーンと調和し、全体に統一感が出ます。
◆ 帯揚げ(おびあげ):ラズベリーピンクの柔らかさが生む、奥行きと華やかさ

帯揚げは、振袖(ふりそで)コーディネートの中で最も「さりげないのに印象を左右する」存在です。今回使用している帯揚げは、上品な光沢を放つラズベリーピンクの総絞り(そうしぼり)です。
淡い地色の振袖と黒地の袋帯(ふくろおび)をつなぐ“中間色”として、全体のトーンを絶妙にまとめています。
ラズベリー系のピンクは、かわいらしさの中に品を感じさせる絶妙な色合いです。
明るすぎるピンクでは子どもっぽくなりがちですが、この深みのあるトーンなら、成人式にふさわしい落ち着きと華やぎを両立できます。
また、総絞りのふっくらとした立体感は、胸元に自然なボリュームを作り、顔まわりの印象を華やかにしてくれます。結び方を少しふくらませるだけで、まるで花が咲いたような優雅さを演出できます。帯揚げ(おびあげ)は“見せる小物”というより、“調和を生み出す小物”。素材・色・絞りの密度にこだわることで、上質さが際立ち、コーディネート全体の格をぐっと高めてくれるのです。
◆草履(ぞうり):清楚な白に紫の花緒で歩くたびに美しさが光る足元

草履は、振袖(ふりそで)姿を完成させる“静かな主役”。
今回の草履は、白の台(だい)に紫の花緒(はなお)を合わせた上品なデザイン。
白の台は清潔感があり、振袖全体のトーンを軽やかに見せます。
一方で花緒の紫が足元に深みを与え、上半身の帯やバッグの紫と美しく呼応。
この“視線の流れの統一”こそが、上級者コーディネートの秘訣です。
また、台(だい)の高さは約5cmあり、厚底のタイプです。自然に姿勢が伸び、歩く姿がよりエレガントに見えます。
前撮りや成人式当日の立ち姿でも、裾(すそ)の流れが美しく映える絶妙なバランスです。
厚底の草履(ぞうり)はスタイルアップ効果があるので低身長さんや、スタイルよく見られたい!という方にはとてもおすすめです!
◆バッグ:小物で差がつく!王道美人の手元コーデ

バッグには、艶やかな深紫の筒型ハンドバッグをコーディネート。
振袖(ふりそで)の赤や金に映えるよう、ややシックなトーンを選ぶことで全体を引き締めています。
丸みのある筒型は、柔らかな印象を与えつつ、トータルコーディネートの上質感を高めます。
金具部分にはさりげなく金色を使用し、帯(おび)の金地とリンクしています。
細部まで調和を意識することで、ワンランク上の統一感が生まれています。
成人式当日は写真を撮るシーンが多く、バッグは常に映り込むアイテムです。
だからこそ、振袖の色柄や帯の素材感に合わせた選品が欠かせません。
さらに今回注目したいのは、素材感です。ただの深紫のバッグではなく、全体的にラメ感があります。
まさに主役級のアイテムで、草履・バッグまでこだわっています!
◆ 髪飾り(かみかざり):金箔×ドライフラワーアレンジ



今回のコーディネートのヘアスタイルは、大人上品なまとめ髪スタイル。しっとりとした黒髪をきゅっとまとめながらも、顔まわりにはゆるやかな後れ毛を残し、抜け感を演出しています。首筋をすっきりと見せることで、振袖(ふりそで)の衿元(えりもと)の美しさをより際立たせ、立ち姿のシルエットにも端正な印象を与えます。
髪飾りには、金箔・プリザーブドフラワー・パールパーツ・タッセルといった物を組み合わせています。金箔を細かく散らすことで光をやわらかく反射し、成人式の会場照明や屋外の自然光でキラキラと輝く効果が生まれます。これにより、写真撮影の際にも華やかさが一層引き立ちます。
メインの髪飾り(かみかざり)は白とゴールドを基調にしたアレンジを使用しています。白い花は純潔と新たな門出を象徴し、金の装飾が「格式」と「祝いの華」を添えています。丸い玉飾りやパール、繊細なドライフラワーが重なり合うように配置され、まるでブーケのような立体感。そこに軽やかなゴールドのレースやタッセルが加わり、振袖(ふりそで)全体の華やかさを格調高くまとめています。
特にこの振袖は、白地に紅・橙・深紫といった明度差の大きい色使いが特徴です。そのため髪飾りを多色使いにせず、あえて白×ゴールドの構成にすることで、全体の色調を落ち着かせ、上品でバランスの取れた印象を実現しています。華やかでありながらも“やりすぎない”、王道美人の条件をしっかりと押さえたデザインです。
さらに、髪型のフォルムは後頭部にボリュームをもたせた「カチモリリボンヘア」。これによって、正面から見ても横から見ても美しく映える三次元的なシルエットが完成します。後ろ姿には帯結び(おびむすび)の豪華な金彩とも響き合い、まさに振袖×帯×髪飾りの一体感が感じられるバランスに仕上がっています。
普通のカチモリヘアにするのではなくリボンにすることによってすべてを王道にするのではなく、髪型で個性・自分らしさを出すことができていますね!
髪飾り(かみかざり)は単なるアクセサリーではなく、「主役の存在感を完成させるラストピース」。今回のように、色・素材・配置を綿密に計算することで、振袖(ふりそで)全体の印象が格段に洗練されます。凛と美しく、かつ華やかに──それを叶えるのが、この“金箔×ホワイトフラワー”の髪飾りなのです。
いかがでしたか?
白地の振袖(ふりそで)に咲く梅の花。艶やかな帯(おび)と色彩豊かな小物たち。
そして、現代のトレンドをさりげなく取り入れたヘアアレンジ。
今回のコーディネートは、「華やか×凛と美しく」をテーマに、日本の伝統美と今の感性を見事に融合させた、王道古典柄の振袖コーディネートのご紹介でした!
成人式という人生の節目を迎える日に、上品で気品ある装いは一生の思い出に残ります。
見る人の心を惹きつける美しさ、そして自分らしく晴れやかに輝ける装い。
お嬢様の理想を叶えるために、花いち都屋帯広店スタッフはサポートさせていただきます。
皆さまの成人式が、心から笑顔で迎えられる素敵な一日になりますように。
ぜひ店頭で、あなただけの「華やかで凛とした一着」を見つけてください。
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