2025年12月15日
古典柄×青

こんにちは!

HNAICHI札幌店です

今回は、お客様の振袖(ふりそで)選びのご参考になればと思い、スタッフおすすめのコーディネートと、色や小物の合わせ方の考え方をまとめました。

可愛く、そして自分らしく振袖を着こなすヒントになればうれしいです♡

実際にお振袖を見てみたい方はこちらをクリック!

— 古典柄 × 今どき小物でつくる “上品モダン” スタイル —

成人式の前撮(まえど)り・当日を迎えるお嬢様が増えるにつれ、最近は「誰ともかぶらない自分だけのコーディネートを楽しみたい!」というご希望をいただくことがとても増えました。

振袖は華(はな)やかである分、組み合わせ次第で雰囲気(ふんいき)が大きく変わります。だからこそ、選ぶ色・素材(そざい)・小物のひとつひとつに“その方らしさ”を表現できるのが魅力(みりょく)です。

今回は、スタッフとして長くお嬢様の前撮りや当日のお支度に携(たずさ)わっている私が、本当におすすめしたいコーディネートをひとつご紹介します。

実はこのコーディネート、

「どうしてもこの帯を使いたかった」

という“帯への一目惚れ”からスタートした、とても思い入れの強いスタイルです。

・古典柄振袖の上品な美しさ

・今どき小物が生み出す華やぎ

・色の掛け合わせによる引き締め

・素材の違いによる立体感

これらを丁寧に組み合わせて完成させました。

ここからは、ひとつひとつのポイントをゆっくり丁寧にご紹介します。

古典柄×青

◆ 1. 濃紺が生み出す“揺るぎない品格”

―― 古典柄(がら)が映える大人の色**

今回の振袖は、深く澄(す)んだ濃紺(のうこん)をベースにした古典柄の振袖です。

濃紺は、赤や緑のような強い主張がない分、着る人の肌を自然に引き立ててくれる万能(ばんのう)カラー。上品で落ち着きがありながら、写真に映(うつ)った時の存在感(そんざいかん)がしっかりあります。

この振袖の魅力(みりょく)は、

・大ぶりの四季花(しきか)

・扇面文様(せんめんもんよう)

・金彩(きんさい)のライン

・細やかな和柄(わがら)の重なり

など、伝統的な模様が隅々まで丁寧に描(えが)かれている点です。

濃紺の深い色に金彩がのると、光の角度によって美しい立体感が生まれ、ロケーション撮影でも室内撮影でも抜群に華やか。遠目で見ても、近くで見ても美しい“計算された華やかさ”があります。

古典柄は「上品さ」「品格」「 timeless(流行に左右されない美)」の三拍子がそろった柄。

だからこそ、小物を今どきに寄せても、振袖全体のイメージは決して崩れません。

この濃紺という色が、今回の“上品モダン”スタイルの土台になっています。

◆ 2. このコーディネートの主役

私が“帯から決めた”特別な理由**

お客様には振袖を選んでいただくところから始まりますが、スタッフの中には“帯からコーディネートを組む派”も実は多いんです。

そして今回は、まさにそのパターン。

私自身がこの帯に心を奪われ、

「この帯を主役にコーディネートを組みたい!」

と強く思ったところから始まりました。

 黒地に金彩が映える重厚感のある帯

◆ 黒地に金彩が映える重厚感のある帯

この帯の魅力は、

・深い黒地に織り込まれた金糸の輝き

・やわらかなグラデーション

・大きすぎず細かすぎない柄行き

・古典的でありながら“重すぎない”絶妙な色味

というバランスの良さです。

黒×金の帯は、合わせ方によっては重く見えがちですが、この帯は光の反射で優しい表情にも変わり、濃紺の振袖との相性が抜群。

◆ 帯が決まるとコーデの方向性が自然に決まる

帯に存在感があると、

・帯揚げ

・帯締め

・重ね襟

の素材や色が決まりやすくなります。

今回の帯を選んだ時点で、

「華やかな装飾を加えても負けない力強さがある」

「黒をポイントにした大人っぽいコーデにしたい」

と方向性がはっきりしました。

ここから小物合わせの楽しさが一気に広がります。

◆ 3. ベロアの帯揚げがつくる

―― 今どき感×写真映えの立体感**

こだわりポイントのひとつが、この赤のベロア帯揚げ。

帯揚げは、振袖コーデの中で“見え方は小さいけれど印象を左右する大きな役割”があります。

◆ ベロアを選んだ理由

ベロアは、光の吸収が柔らかく、ほんのわずかな陰影が写真に美しく映ります。

・ふわっとした柔らかさ

・自然な立体感

・高級感

・トレンド感

これらをひとまとめに叶えてくれる素材です。

濃紺×黒の落ち着いた色合わせに、赤のベロアを加えることで、

“今どきの洗練された華やかさ”

が生まれます。

黒地に金彩が映える重厚感のある帯に赤のベロア素材の帯揚げや飾りの大きい帯締めで今どき感をプラス

をアクセントに入れることで得られる効果

赤は日本の伝統色の中でも振袖との相性が抜群。

特に深い色の振袖に入れると、

・一気に顔まわりが華やぐ

・写真全体が明るくなる

・メリハリがつく

・若々しく上品に見える

という良い効果ばかり。

小物で赤を加えると振袖全体に“リズム”が生まれ、見た時の印象がぐっと良くなります

4. 黒レース刺繍襟が生み出す

―― 大人の余裕と洗練**

今回のコーディネートで「これ絶対合う!」と確信したのが、黒のレース刺繍襟です。

◆ 黒レースを選んだ理由

レースの刺繍襟はここ数年で一気に人気が高まり、

・軽やか

・華やか

・トレンド感

を簡単にプラスできる優秀アイテム。

その中でも黒を選んだ理由は、

・濃紺と黒の相性が良い

・帯の黒と自然につながる

・顔まわりが引き締まる

・大人っぽさが増す

という効果が大きいから。

黒のレースで抜け感をプラス

◆ 首元を黒にするメリット

振袖のコーデで首元はとても重要です。

黒を入れることで

・小顔に見える

・写真で顔立ちがくっきり見える

・振袖の柄が引き立つ

という良い効果がたくさんあります。

“古典柄×黒レース” は一見相反するようでも、

今回のように色のトーンを揃えると驚くほど馴染みます。

◆ 5. ビーズ×大きめ飾りの帯締め

―― 今どきの華やかさをプラスする主役級小物**

帯締めは、お嬢様からも「このデザインが可愛い!」とよく言われる人気アイテム。

今回選んだ帯締めは、

・ビーズ

・パール

・大きめの飾り

がついた、今どきの存在感たっぷりのタイプです。

◆ なぜこの帯締めなのか?

帯が黒×金の古典的で重厚な雰囲気なので、帯締めには

“華やか×可愛さ”

をプラスしたかったんです。

パールの柔らかい光は、金彩の強い煌めきとぶつからず、うまく調和してくれます。

また、大きめの飾りは写真に映るととても可愛く、前撮りの仕上がりにも影響します。

◆ 6. 小物の色合わせの理論

―― 雰囲気を決める“配色の魔法”**

同じ振袖でも、小物の色を変えるだけで雰囲気が全く違って見えます。

今回のテーマは

「濃紺×黒×金に、をアクセントとして効かせる」

これによって、

・上品

・今どき

・華やか

・引き締まり

すべてのバランスが整っています。

◆ 色を変えるとどうなる?

例えばこの振袖に、

● 白を入れると…

→ 清楚・可愛い・柔らかい印象に

● 緑を入れると…

→ 古典感がさらに強まり落ち着いた雰囲気に

● ピンクを入れると…

→ 若々しい可愛い印象に

● ゴールドを増やすと…

→ 豪華で華やかな印象に

小物の色選びひとつで“コンセプト”が変わるんです。

◆ 7. 素材によって変わる“雰囲気の深さ”

素材は色以上に雰囲気を左右します。

例えば、

● ベロア → 高級感・深み

● ちりめん → 伝統的・柔らかい

● レース → 軽やか・今どき

● パール → 上品・写真映え

● 金具 → 重厚・豪華

今回のコーディは【素材のミックス】がテーマでもあります。

“古典の重厚感”に、“現代的な軽さ”をほんの少し混ぜることで、

長く愛される上品さはそのままに、今らしい華やかさが生まれます。

◆ 8. このコーディネートが生まれた背景

―― スタッフとしての想い**

毎日たくさんの振袖に触れ、多くのお嬢様のコーディをお手伝いする中で感じるのは、

「振袖はその人の内側の雰囲気まで表す」ということ。

明るい色が似合う方

落ち着いた色が似合う方

華やかな小物がぴったりな方

シンプルでまとまる方

同じ振袖でも、合わせる小物によって“似合う姿”が必ず見つかります。

だから私は、

ただ流行に合わせたり、

無難にまとめるのではなく、

その振袖が持つ魅力×その方らしさ

を一緒に見つけていくコーディネートを大切にしています。

今回の紹介コーディネートは、

“古典の良さを大切にしながら、今どきの感性も取り入れたちょうどいいバランス”

を追求して完成した、私自身も思い入れのある組み合わせです。

◆ 9. 最後に:振袖コーデは「無限に楽しめる」世界

同じ振袖でも、

小物の色

素材

大きさ

配置

バランス

これらを変えるだけで無限のコーディが生まれます。

今回のように、帯を中心に組む方法もあれば、

“自分の好きな色を中心に組む方法”もあります。

どんな組み合わせでも、

「こうしたい!」

「こんな雰囲気にしたい!」

という気持ちがあれば、必ず形にできます。

成人式は一生に一度の大切な節目。

だからこそ、

“自分が本当に好きなスタイル”

を一緒に見つけていきましょう。

今回のコーディネートが、振袖選びのヒントやワクワクにつながれば幸いです。

白×大柄の振袖姿

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