こんにちは!花いち都屋です( ◠‿◠ )
連日暖かい日が続いていますね。
先日降った大雪もみるみる溶けて、
少し歩きにくかったり車の運転が大変だったりとありますが
暖かいに越したことはありませんね!
本州の方は桜の開花予報が発表になっていますが
北海道の桜はいつ見頃なのか春が待ち遠しい今日この頃…
さて、今回は振袖の柄の中でも、
皆さん一度は耳にした事があるのでは
ないかと思う「絞り」について
少しお話しさせていただきます。
お振袖の「総絞り」は絞り染めという古くからある
伝統的な技法で染め抜いたお振袖の事を言います。
"総絞りの振袖"と聞くと高級品のイメージがあるかと思います。
ではなぜ、高級品と言われるか
職人の方がひとつひとつ手作業で丁寧に行なっているからです。
染めにかけられる期間は1年以上とも言われ
購入価格にすると安くても100万円前後。
高価な値がつくのでレンタル店でも数着しか取り扱われてなく
見つけた時は決める決めない関わらず一度、
お袖を通してみるのも良いかもしれません。
総絞りの振袖を着たい!でも高くて手が出ない…と
悩むお嬢様、親御様もいるかと思います。
最近では絞った柄のように見えて実は絞っていない"プリント絞り"
というものもあります。
見た目は絞りでも触ってみると絞りの特徴でもある
ボコボコした感触がないので
本物とは多少異なりますが絞りの持つ上品さや
高級感を演出できるのではないでしょうか?
近年人気の高まっている現代柄と言われるカラフルで大きな柄や
ストライプや格子柄、チェックと言ったポップな柄ではなく、
品があり他の人と被りたくない!そんな希望をお持ちのお嬢様は
絞りの振袖を選択肢のひとつに加えてみてはいかがですか?
ここで総絞りと言ってもいくつか種類がありますので
そちらもご紹介したいと思います。
①鹿の子絞り
絞りの粒は小さく、シカの子の背中の斑点に似ていることから
名前の由来となっています。
鹿の子絞りは部分的なものと総絞りのものがあります。
生地を針などでひとつひとつつまみ、糸で7〜9回巻いていきます。
②京極絞り
鹿の子絞りと同類ですが、よりカジュアルに着こなせるもの。
粒と粒の間が広いもので「辻が花」によく取り入れられています。
③疋田絞り
読みは"ひった絞り"
布目に対して45度の角度で鹿の子絞りを
隙間なく絞ったものを言います。
粒が細かく粒の数が多いほど熟練の技が必要です。
粒が均一にまっすぐ揃っている程、上質な絞りになります。
〜番外編 辻が花〜
辻が花は染め物の技法のひとつで凝った手作業で絞り染められたため
美しく人気があります。
流れるような花や草木、花が交わっているのが特徴のひとつ。
辻が花は当初、武家に仕える庶民が着る小袖(小さい袖の和服の普段着の事)に
染められた技法だったのが武家の女性達の目に留まり
最盛期には権力を表すために刺繍や金箔などアレンジが
施されたと言われています。
もし気軽に絞りを見てみたい!身に付けたい!と思ったら、
お振袖選びの際に帯揚げに絞りの帯揚げを
チョイスしてみるのもひとつの手かもしれません。
いかがでしたか?
お振袖を選ぶ時のひとつの参考になりましたでしょうか?
最初にお伝えした通り、総絞りの振袖は決して多くはありません。
なので店舗により取り扱いが異なります。
お考えの際は一度店舗にてご確認頂ければと思います。
その他にも、お振袖を選ぶ際のお悩み・
ご相談・ご予約など電話はもちろん、
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