札幌の着物専門店 花いち都屋の櫻井眞理子です。
10月に入り、秋らしくなってきました。
袷の着物を着るのによい季節を迎えてこれからが楽しみですね。

 

今回は、

今 着物が注目されている理由

についてお伝えしたいと思います。

 

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① 着物は着まわしが効く衣装だから

 

着物1枚に帯3本」という言葉がありますね。

 

着物1枚に対し帯を3本用意すれば着まわすことができるという意味です。
そして着物を着こなせるようになると、1枚の着物に5本でも10本でも帯を合わせられるようになります。

 

おばあちゃんが20代で着ていた着物でも帯を替えることで、新しい着物になったような新鮮なコーディネイトができるのです。振袖なんかもそうですね。

 

着物1枚に帯を5本、そして帯締めと帯揚げを10セット用意しておけば
たった1枚の着物で50通りの着まわしが作れて楽しめます。

 

あと洋服では合わせることがない大胆な色合わせ、例えば、紫の着物に緑の帯、真っ赤な着物に黒の帯など洋服では難しいと思われる色合わせができ、着こなすことができるのが大きな理由です!

 

 

着物コーディネート

 

着物は基本の形が変わらず、帯や小物次第でコーディネイトができるからこそ長く着続けることができるのです。

 

帯と小物

 

 

② 仕立て直し、染め替え、余り布加工 古くなるまで使い切れるから

譲り受けた着物の寸法が合わなかったり、シミがあってそのままでは着られなかったりすることもあります。それでも着れる方法があります。

 

着物の寸法が合わない場合は仕立て直しができます。

 

着物を反物から仕立てる時、余った部分を切り落として捨てることがありません。
袖の長さが短くて済む場合、余った布は縫い代に折り込みます。

 

身丈の布が余る場合は、お腹周りを折り返して縫い込む「内揚げ」を作ります。
余った布をみ縫い込んでおくと袖を伸ばしたり、丈を出したりして小さな着物を大きくすることができるのです。逆に大きな着物を小さくすることもできます。
手縫いの仕立てであれば解いて仕立て直しが可能なので都屋では手縫いが一般的です。

 

寸法が合っていても丸洗いしても落ちないようなシミがついていたり、着物の色が好みでなかったりすることもあります。

 

そんな時は『染め替え』という方法があります。

 

上から濃い色を重ねればシミを隠すことができますし、好きな色に変えることができます。
染め替えができるのは、絹の着物だからこそ‼︎

 

絹はタンパク質の天然繊維で同じくタンパク質で出来ている髪の毛をカラーリングするように絹の着物も色を染め替えることが出来るのです。

 

お客様でピンクの着物をお持ち頂いて「もうピンクは着ないから抹茶色に染め替えて欲しい」と言われ、1度色を抜いて抹茶色のきれいな色に染め替えたこともありました。
60代の方でしたのでこれからずっと着れると言って喜んでいただきました。

 

仕立て直しても染め替えても着れそうになければ、解いて帯にすることもできます。
帯揚げや半衿にしたり、バックや鼻緒にしたり……。

 

着物は洗ったり仕立て直したりして着続けられるものです。

 

着物コーディネート

 

 

タンスの中の着物をぜひ1度覗いてみてください。
お宝が眠っていますよ〜!

 

帯と小物

 

タンスを開けてみてわからないことがありましたらぜひご連絡くださいませ。

 

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