こんにちは!花いち都屋の中田です。9回目の投稿になります、よろしくお願い致します。
12月は雪も少なくこの調子この調子と思っていたのも束の間。やはり…沢山雪が降り積もり除雪で大変な思いをされている方も多いと思います。
私はマンション住まいではありますが、近隣の住人の方々により歩道を歩きやすく除雪して下さり、本当に毎日感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。雪国なので仕方が無いのですが、転ばぬように歩くのでなんだか筋肉痛ではないか?と思う今日この頃です。皆様も足元など、お気をつけて歩いて下さいませね。
今回は「初めての着物」をお召しになる時に揃える物を徹底解説させて頂こうと思っております。初めて着物を着る方や、久しぶりに着る方などから、着物を着るのに必要な物についてご相談を受ける事が良くあります。
● 着物を着る時に必要な物
● 着物を着る時に必要な道具小物
などのご紹介させて頂こうと思っております。
着物を着る時に必要な物(見える物)
着物を着る時に必要な物(見える物)には次のようなものがあります。
① 着物
② 帯
③ 長襦袢
④ 半衿(長襦袢の衿につける物)
⑤ 足袋
⑥ 草履
⑦ 和装バッグ(カジュアル過ぎなければ、お手持ちのバッグでも良い場合有)
着物を着る時に必要な道具・小物
また着物を着る時に必要な道具・小物には下記のようなものがあります。
① 腰紐
② 衿芯
③ 帯板
④ コーリンベルト
⑤ 肌着
⑥ 裾よけ(着物スリップ)
⑦ 補整タオル
⑧ 和装ブラ
⑨ 帯枕
☆腰紐、コーリンべルト、補整タオルなどお着付をする方によって使用する本数が変わりますのでご確認下さい。
着物を着ていくTPOに関して「こんな場所にはどの着物?」
春先に向けて卒業式や入学式など、着物ををお召しになれる機会も少しづつ増えて行くと思います。ぜひお子様やご自身の晴れ舞台など、人生の大きな記念となる日には、着物を召し頂く事をオススメ致します。
「お母様の着物があるのですが着られますか?」とか、
「寸法は合っているんだろうか?」
などのご相談も無料でお受けしておりますので、ぜひご相談下さい。
実際、「こんな時にはどんな着物を着たら良いの?」と不安に思う方も沢山いらっしゃいます。やはりTPOに合わせてのお着物選びも大切になってきます。着物には格というようなグレードのようなものが存在し、着て行く場所やシチュエーションによってTPOを意識したふさわしい着物を着る事が求められることもあります。
例えば、お宮参りに始まり、七五三など人生の節目の御祝の際にお召しになるお着物は訪問着、色無地(紋付)などのフォーマルな着物を着て行く事が一般的とされています。着用シーンによってお着物の種類がある事も知っていると場違いな装いにならなくなるのでお召しになる場合など、気楽にご相談ください。
お洋服は流行がありますが、お着物にはあまり流行はなく、お召しになられるシーン(時と場所)をおさえていれば大丈夫です。
ぜひ、この投稿をご覧になって下さったみなさま方も、今年から着物デビューしてみませんか。私どももお手伝いが出来れば大変うれしく思います。
花いち都屋は、札幌・北見・帯広・函館・釧路と北海道内に7店舗を構える着物専門店です。和裁教室、書道教室、茶道教室、日舞教室など、様々なカルチャー教室をご用意しております。着物と共に、日本の伝統文化を学び、体験できる場を提供しております。開催日や詳細については、ホームページからお問合せください。
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