初春のコーディーネートと、季節ならではの対策@花いち都屋講師 五十嵐桂子

2024年3月25日

いつも、都屋のブログをご覧くださいましてありがとうございます。立春も過ぎ、「雪まつり」の雪像を見に、海外からの観光客が多く往来する、ここ狸小路は、日本でないみたいに道行く顔ぶれは外人ばかり!「雪まつり」が終わっても、少しは減ったかな?位の感じで、多いですね~。

 

いつもながらに、何を書こうか?と迷いますが、私の近況で続けようと思います。1月・2月は、教室に登録されている方々は、それぞれに町内会や所属している団体等で新年会があったり、連日の降雪で「除雪が大変で行かれない!」と、欠席の方が続出でした。出席の生徒さんが少なくても、お一人でもいらっしゃればもちろん着物姿です。

大島紬

 

1月・2月は、新年会と教室で、この柄の着物は、着るなら「今でしょ!」と、「梅」の柄を繰り返し着ています。その一つ紫色の「大島紬」の生地に絞りの「梅」の着物が、又、又、八掛が擦り切れてボロボロ

 

ボロボロの八掛

 

これは又、「天地替え」をしていただかないと~。まだまだ、着られる色・柄なので。お直しをして頂き、楽しませてもらいましょう!

 

 

2月19日。札幌の最高気温は13.9度で夜は雨になりました。昨日降った雪が残っていて、路面が凍り付き、その上に水が溜まり、ツルツル、ザラザラ⤵長い柄の傘を杖代わりにして、体を支え、ゆっくりと、そろりそろりと念入りに、いつもより多くの時間をかけ、ようやくバス停に到着!40分後に麻生に着いたら、歩道に雪はなく、普通の歩きを取り戻しました。

 

2月20日。昨日とは違い、いつもの寒さです。それでもプラスの2度、今日は着付教室のある日なので、着物姿です。が、バス停までの道が、一番の難所!見栄えは無視して、安全策を取りました。細雪で吹雪です⤵

 

滑る事と、濡れる事を考え、履物は、氷の上でも歩けるブーツ(サップランド)にしました。杖代わりの傘は、吹雪に対応して、本来の傘としてさしました。明治生まれの「おばあちゃん」が、冬は、毛皮が履き口に付いた「ゴム長靴」を履いていた、あの時の心境です。草履よりもかかとが低いため、着物の裾を少し持ち上げて、バッグを持ち、あ~重い!草履を傷めない事!転んで体を傷めない事!着物の裾を傷めない事!見栄えさえ目をつぶれば3つの得をするのだ!雨でも、雪でも、泥ハネでも着物やコートにはパールトーン加工がしてあれば安心!アフターが付いていますから。

 

 

Youtube撮影の舞台裏

先日、ユーチューブの撮影をしました。「桂子と学ぶ~!」の基礎シリーズ。これから、着物を着ようという方の疑問がテーマでしたが、企画をしたスタッフも、答える私も、もはや素人ではなく、知り過ぎた悩みというか……。そのスタッフは大学の卒論に「着物」に関したことをテーマにしたらしく、質問そのものが専門的になっていて、答える私の方が素人のようになってしまった⤵ドヨ~ン⤵

 

本当に、これから着物を着る為には…と言う方にアンケートで、素直な疑問を頂かなくてはと思った次第です。

 

 

花いち都屋は、札幌・北見・帯広・函館・釧路と北海道内に7店舗を構える着物専門店です。着物の専門的なお手入れから、コーディネートにまつわる事、TPOについてなどぜひご相談ください。着物初心者の方も安心してご参加いただける着付教室も行っております。まずは無料体験教室にいらっしゃってください。初めての方でも帯が結びやすい、前結びでお教えします。ぜひ着物を着て楽しんでみませんか?着付教室の詳細は当店のホームページでご確認いただけます。
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