2024年11月18日

こんにちは!花いち都屋の中田です!12回目の投稿になります。宜しくお願い致します。今回は『和服とは?』日本の伝統的な衣装について、わかりやすく説明していきたいと思います。

和服とは?

和服とは、和(日本)の服で日本の伝統衣装のことを意味します。和服は長着と帯を基本とし、そこに足袋、肌襦袢、裾除け、長襦袢、長着、小物類など様々なものを身に着けます。

 和服=着物と行ったいイメージがありますが、着物だけにとどまらず様々な種類が存在し、着用シーンごとに使い分けます。

対して西洋の服のことを「洋服」と言います。和服と洋服では作りが全く異なり、今では洋服の方が着慣れているため、たまに礼装・正装として着物を着るには、着こなしが難しいと感じる人もいるでしょう。

それでも、着物は日本に最も似合う装いとして唯一無二の魅力があり、多くの日本人に愛され続けています。

和服と洋服の違いは具体的にどんなところ?

まず最もわかりやすい部分は「作り」です。

  • 洋服は立体的なシルエットで体のラインをうまく隠して着飾るもの。
  • 和服は平面的なシルエットであるため、体の本来のラインを出しながら美しく魅せるのが特徴です。
  • 洋服はファスナーやボタンを用いて複雑なシルエットを作り出します。
  • 和服は様なアイテムを一切使用せず、基本的に帯のみで留めていきます。

和服のシルエットは直線が基本となっていて「肩」という明確なポイントは存在しないため肩パッドなどもなく、床に置いた時に平面的できれいにたたむことが出来ます。

一反の布を織り込んで縫い合わせる着物は、女性用男性用も用いられる布のサイズが同じです。(男性はキングサイズもありますが)サイズが違う人が着ることになっても仕立て直す事が可能であるため、一つの着物を代々受け継いで行くことも可能なのです。

 一方で、洋服はサイズやデザインが複雑である為、一度そのサイズで作ったものは仕立て直す事ができません。

立体的なデザインで作られている為床に置いたときに、着物のようにきれいに置く事はできず、形は崩れてしまいます。

和服にはどんな種類があるの?

和服とは一言で言っても種類は様々です。その一部を挙げてみます。

  • 着物
  • 甚平(じんべい)
  • 作務衣(さむい)
  • 浴衣

その他にも日本で昔から着続けられている伝統的な物は「和服」というジャンルの中に含まれるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

和服は仕立て直しが可能という部分で、代々も受け継いで行くことができるというのは素敵なことですよね。

今では日常着としてあまり着られなくなった和服ですが、「第一礼装」の一つである和服。ここぞという場面ではぜひビシッ!!と演出してみてはいかがでしょうか!

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