2024年12月2日
着物姿の女性2人

札幌にも雪が降り始めました。
いよいよ、本格的な冬到来ですね。
思えばあっという間の一年でしたね。
2024年も残すところ、あと1ヶ月ほどになりました。

年末年始にかけて、寒い季節にきものを着ようという試みで今日は書いてみようと思います。

①まずはホワイトイルミネーション

着付教室の生徒さんと、生牡蠣を食べに行こうと、1年くらい前から計画していましたが、なかなか二人の予定が合わず、延び延びになっていたのですが、この度、2人で生牡蠣の食べられる居酒屋さんに、お着物で行って参りました。

超、超、超、 美味しかったです!

生牡蠣
イルミネーションの前で写真を撮る、着物姿の女性

その帰り道に大通り公園のホワイトイルミネーションを見に行きました。

普段は帰り道に、観光客がイルミネーションをバックに写真を撮っているなあと、眺めているだけでしたが…お着物で撮るとこの通り! 耀きが増しますね!

そろそろ、上物もお羽織から、裏地の着いたコート、道行コートや道中着などにいたしましょう。

首回りもマフラーやショールが必要になるころです。

冬の入り口として、楽しみたいものです。

②クリスマスパーティーも着物で!

昨年の今頃のブログに「クリスマスには着物で」というタイトルで書きましたよね。

そうなんです!クリスマスこそ、着物を着るのに最適な行事はありません!

大勢の人が集まるパーティーは、華やかで素敵ですし、お2人での大人のクリスマスにもお洒落ですよね。

いつもの装いよりも、少し洋風な感じとキラキラ感を出すと、クリスマスらしい雰囲気が出ると思います。

昨年のクリスマスパーティーのときの写真です。

ここ一番!!という感じで、皆様、華やかですよね。

クリスマスツリーと共に写真に写る、着物姿の女性2人

今年も12月14日、都屋クリスマスパーティーを開催いたします。 のど自慢大会有り、ファッションショー有り、サプライズも!

ホテルでのパーティーになりますので、暖房がきいていて、暑いくらいです。なので、厚着をする必要はなく、お単衣の着物でファッションショーに出演されたお客様もいらっしゃいました。

北海道は、家の中は暑いくらい暖房がきいてますので、外に出る時との調整の出来る、防寒コート、手袋、防寒草履などが必要になりますね。

寒暖差が激しいので、ヒートテック肌着などよりも、脱いだり着たり出来るような物で調節出来るように、私はしております。

③年末年始も楽しい行事がいっぱいです

年末年始も、楽しい行事がいっぱいですよね。

忘年会で、今年の反省をして、新年会で新しい年の抱負を語り、毎日の日常にまぎれてしまう…ここ数年、そんなことの繰り返しでしょうか…

この11月、「札幌おどり」という、札幌の芸者さんの踊りの会で鼓を打たせて頂きました。 なんとか、無事に出来たのですが、芸者さん達の麗しいこと!

さっぽろ名妓連、今では人数も少なくなりましたが、小唄、端唄、三味線、日舞、長唄、鳴り物など、毎日、様々なお稽古に励み、夜はお座敷という、多忙な毎日を、送っているそうです。

さっぽろ名妓連の芸妓の皆様

毎日の努力が、この美しさを作るのですね!

惚れ惚れしました。

うちの師匠が(若干83歳)昔は、お正月三が日は、訪問着を着ていたものだった!と初稽古のたびに、言われます。今は初詣に行く時に、着るくらいでしょうか…

昨年の新年の集まりの時に芸者さん達が、黒地の豪華な引き振袖を着ての舞いを見て、ため息が出ました。

松竹梅などの縁起の良さを象徴して、梅の花や南天で季節の移ろいを表現して、特別感と、格式を兼ね備えた華やかな装いで、新年を祝うということだそうです。 これぞ、日本のお正月!!ですよね。

わたくし共も、新年の初出勤には、お着物で、集まる決まりとなっております。

来年度は心を入れ替えて、訪問着に吉祥文様の袋帯で、出勤して、新しい年を迎えたいと思います。

新年会も目白押しですし、二十歳の集いもすぐにあります。

着物の着付けだけではなく、決まり事や日本の心もお教え出来るような、着付教室を目指していければ!!と、壮大な想いを抱いた、今日この頃の伊藤でした。

タイガースの法被を着た伊藤

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