【お正月は着物で特別感】今から準備!きもの美人へ@花いち都屋 着付け教室講師 五十嵐桂子

2021年12月13日

こんにちは、いつも、花いち都屋のブログをご覧いただき、有難うございます。

 

今回で8回目の投稿になります。前回は10月25日の配信で、な~んとなくしか知らなかった事を、本で調べてみると、なるほど、そうだったんだ!と。着物は、本当に奥が深く、見応え、着応えがある物だなぁ~と、つくづく、感心し可愛く、愛おしく思います!♥

 

12月も中旬(年の瀬も押し迫ってきた今日この頃ですが)ここ札幌は、暖かく、雪の日が少ないので、冬タイヤに取り換えていても、雪道を走るより、早く走れるので、運転なさる方は喜んでいますね。でも、スピード違反はダメですよ!

 

 

着物で迎えたお正月の思い出

 

さて、あと半月で、「お正月」

 

テレビを観ていると、「もう、いくつ寝るとお正月~♪」の童謡が聞こえてきます。幼い頃は、「クリスマスプレゼント」や「お年玉」を親からもらえる楽しみがありました。今は、誰もくれないしなぁ~とボヤキ……。田舎育ちの私ですから、年末の思い出は家族で出かけた買い物でした。

 

小さな雑貨屋しかないので、母はディーゼルカーに乗って、隣の陸別とか、足寄まで行き下着とかセーター等を新調してくれるのです。なかでも小学生の頃、お正月に間に合うように、縫ってくれた「ウールのアンサンブル」「赤系の格子の柄」(→今では「丹前(たんぜん)」にリメイクされ、残念ながら押し入れで眠っています⤵)の着物は子ども心にも嬉しく、印象深い思い出です。

 

大人になって、結婚して、初めて迎える新年を前にして、着物、帯、帯揚げ、その他、着付用の諸々(もろもろ)の準備が出来、着付けも、「着物の本」を見ての(今のようにスマホもないので)我流です。三が日のうちに、お仲人さん(主人の会社の社長宅)にお年賀に、いざ行かん!見様見真似の着付けで、特に帯結びは何本も仮紐を使い、帯山のお直しは、主人に助けてもらい……。

 

今その様子を見たなら「アラアラアラ~」という状況だったと思いますが、あの頃に、「前結び」を知っていたら、1時間かかっていた着付の時間も20分ぐらいで、楽に、キレイに出来たのに~。

 

これも、出会いだから仕方がない事ですね。

 

 

新年を着物で寿(ことほ)ぎを

(歳神様をお迎えするのを着物でと、お考えの方に)

 

 

新品の着物なら、シツケ糸を取り、着用済みの着物なら汚れのチェック!

 

汚れのチェックは本来なら、着用後すぐにするのがベストです。
なぜなら、汚れがあった場合

 

(パールトーン加工済みなら)
→アフターケアに1ヶ月必要です。
(パールトーン加工をしていない場合)
丸洗い→1ヶ月必要です。
しみ抜き→見積後→1ヶ月必要です。

 

このように、お手入れをするには時間がかかります。新年を迎える着物はやっぱり気持ちよく袖を通したいですね。

 

 

着付に必要な小物のチェック

 

着物が決まりましたら、帯を合わせ、帯締め、帯揚げを合わせましょう。
どれにしようかな?と絹の海状態も、又、至福の一時(ひととき)です。

 

草履、バッグ、コート、ショールに至るまで、お店が年末年始の営業は通常と違うので、ご注意くださいね。不足しているものがあれば、早めに揃えておくようにしましょう。

 

お正月を迎えるにあたり、お勧めしたいコーディネートを紹介していますので、ぜひYoutubeもごらんください。
合わせる着物で見え方変わる!「大庭」の帯でお正月コーディネート【花いち都屋】

 

 

着付教室、ドキドキ・ハラハラの始動!で指導!

 

 10月19日から、教室を始動しました。
挨拶も「新米の講師です」としました。教えていても、忘れて、次の動作に移り、元(もと)へ⤵

 

間違えたらどうしよう!と汗だく(汗)右手で持っているのに、左手と言ったり、タレが解っているのに言い間違えたり、デビュー戦は、私的には失格(落第点)でした。
今現在、生徒さんも、手足、腰が少し、不安な方(70代)3名です。こちらがしっかり右手と言っても、左手で持ったり、としっかり言ってもタレを持ったり、ドッコイドッコイです(ウフフフ…)

 

回を増す毎に、ツーと言えばカーになってきています。“亀の歩み”で楽しみながらの教室で「そうです、そうです、段々良くなるホッケの太鼓!」少しづつ、次の動作に移るのが早くなり、お太鼓の形も、様になりつつあり、のところなのに、正月休みで、次回までしばらく時間が経過します。忘れたら、又、思い出しながら、頑張りましょう!

 

生徒さん3名共に、着物が全く着られない訳ではないのですが、帯結びを他の人にしてもらっているとか、手が思うように動かないとか、いろいろです。

 

何とか自分で格好良く着られるように、気長に、しっかり、楽しく頑張りましょう。この様な雰囲気ですが、興味がありましたら“きもの美人”を目指して、ご参加なさいませんか?

 

花いち都屋着付け教室は、まったく初めての初心者の方から、「着物は着られるけど前結びを習いたい」という中・上級者の方まで、年代関わらず生徒さんを募集しております。着物は貸し出しもしておりますので、手ぶらでも通っていただけますよ。ぜひ着物を着られるようになって、着物の奥深さと着物を着る楽しさを一緒に感じてみませんか?まずは、無料の体験教室でお待ちしております。
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私の過去の記事もごらんくださいね

 

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