振袖は「成人式に着るもの」と認識している方も多いのではないでしょうか?
振袖は成人式だけではなく、結婚式や披露宴、卒業式や式典などさまざまなシーンで着用することができます。
未婚女性の第一礼装と言われている振袖ですが、明確な年齢制限はあるのでしょうか?
成人式に振袖の購入を考えている方や、振袖を持っているけれど着用していいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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振袖に年齢制限はあるの?
結論から述べると厳密な年齢制限はなく、未婚であれば誰でも着ることができます。
ただ一般的には20代後半〜30代前半までの着用とされており、20代後半からは落ち着いた色でコーディネートすると上品さを表現することができます。
半衿を無地にしたり、帯の結び方を立て矢結びからお太鼓結びにするなど工夫を加えると良いでしょう。
また、振袖を着用し始める年齢にも、厳密な決まりはありません。
七五三では7歳で初めて帯を締めます。帯を締められるようになったら振袖を着ることができる年齢になったといえるでしょう。
なぜ振袖は未婚女性だけなのか?
江戸時代に振袖の袖を振って愛情表現していた
男性に告白や求婚されたときに女性が言葉で返すことははしたないこととされており袖を振って「Yes」「No」を表現していたそうです。
恋愛の「振る」「振られる」という言葉の語源とも言われています。
男性が女性のことを未婚か見分けるため
未婚の男女が人前で気軽に話を出来なかった時代、男性が女性のことを未婚か既婚か見分けるために必要だったようです。
振袖を着る=独身
とアピールする意味があったのです。
離婚歴があっても振袖を着てもいい?
こちらも厳密な決まりはなく、離婚歴があっても、現在未婚であれば着用しても問題ありません。
しかし、自分に結婚歴があることを知っている知人がいるような席では、訪問着などを着用したほうが無難です。
振袖を着る際に気を付けたいポイント
振袖に限らず、和装をする際の注意点は、和装に合った美しい所作、着崩れを起こさない身のこなしです。
洋服を着ているときのように大股で歩くと、着物は必ず着崩れしてしまいます。小股ですり足をするように歩くと、歩き姿も美しく、着崩れしにくくなります。
和装らしい身のこなしを意識し、背筋を伸ばして凛々しく振る舞いましょう♪
また、振袖の帯は結び方によって印象がガラッと変わります。
最近では「振袖 帯 結び方 トレンド」などと検索すると可愛い結び方がたくさん出てきますね。
お祝いの席では「喜びが重なる」という意味がある二重太鼓結びという結び方がオススメです。
振袖の種類
振袖は3種類あり、袖の長さによって名称が違います。
それぞれの特徴や着用シーンを説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本振袖(大振袖)
振袖の中で最も格が高い振袖です。
114cm前後の非常に長い袖が特徴で、袖を引きずる姿は女性らしくとても美しく艶やかです。
婚礼衣装で着用する機会がほとんどですが、最近は身長の高いお嬢様が成人式で着用することもあります。
中振袖
二番目に格式の高い振袖で、約100cmの袖丈、成人式で最も着用されている振袖です。
友人や親族の結婚式、自身の結納、パーティーやお見合いなど、さまざまなフォーマルの場にも着用できます。
小振袖
最も格式の低い振袖です。袖丈の長さは約85cmと非常に短く、二尺袖とも言われます。
こちらは卒業式などで袴と合わせるのが一般的です。
中振袖を合わせることもありますが、小振袖だと若々しく可愛らしく、全体的なバランスも良く仕上がります。
振袖の着用シーン
振袖といえば成人式のイメージですが、それ以外にも活躍する場面は多々あります。
ここでは、どういった場面で振袖を着用することができるのか具体的にご紹介します。
卒業式
近年、大学や専門学校などの卒業式に袴を履くことが主流になっています。
袴には二尺袖(小振袖)を合わせるパターンが多いのですが、成人式に着用した中振袖を合わせると華やかで豪華な印象になります。
振袖と袴を合わせる際は、おはしょりの始末などがあるため、経験と技術のある方に着付けしてもらうことが望ましいです。
中振袖は袖丈が長いので、地面に触れないよう気を付けるようにしましょう。
お見合い・結納
お見合い写真といえば、振袖姿を想像する方も多いのではないでしょうか?
最近ではお見合い結婚も少なくなりましたが、昔からお見合いでは振袖を着ることが定番でした。
「結納」とは顔合わせとは違い、両家が共同で行う婚約の儀式のことで、嫁や婿に迎える側が結納金や結納品を贈ります。
「結婚する両家が結ばれ、一つに納まる」という伝統的なセレモニーなので、振袖はぴったりな装いといえるでしょう。
厳かな儀式でもあるので、成人式とはまた違った落ち着いたコーディネートがおすすめです。
結婚式・披露宴
結婚式や披露宴に招待された際に「振袖を着たいけれど、着てもいいのかな?」と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
振袖は未婚の間しか着られないので、ぜひ着用することをおすすめします。
振袖は格式高く場を華やかにしてくれるので、お祝いの場にぴったりです。
参列者は花嫁より格を下げる必要があるので、大振袖は避けるようにしましょう。
パーティドレスで出席する際は、白や白っぽいドレスはタブーとされていますが、着物の場合は柄が入っているので白地のものでも問題ありません。
花嫁衣裳として人気のカラーの赤、ゴールド、ピンクは被りやすいので、事前に相談するか、避けておくのが無難です。
髪飾りや小物は、上品で控えめなものを選ぶとよいでしょう。
結婚式での振袖着用マナー・注意点
振袖は成人式以外のさまざまな場面で着用できますが、次に多いのが結婚式や披露宴にお呼ばれしたときです。
結婚式での振袖着用には細かなマナーがありますので、しっかりチェックしておきましょう!
花嫁の衣装とかぶらないように注意
花嫁衣装には、本振袖(大振袖)という婚礼振袖があります。
振袖で参列する際に一番注意しなければならないのが、「花嫁と色や柄が同じになってしまう」ことです。
事前に確認が出来れば良いですが、難しい場合は小物類や帯を控えめなものにしたり地味目な色を選んだりなど配慮が必要です。
白や黒の振袖は避けた方が無難ですが、大きめの柄が入っている場合は問題ありません。
振袖のランクを花嫁よりも下げる
花嫁衣装で着用する振袖は、ほとんどが本振袖(大振袖)です。
最も格式が高いのが本振袖ですが、花嫁が振袖を着ることがわかっている場合、格を下げた中振袖を着用しましょう。
アクセサリー類は基本つけない
成人式など自身がメインの場では良いですが、結婚式などフォーマルな場ではアクセサリー類をつけるのはマナー違反になります。
ピアスやネックレス、指輪などは忘れずにはずしておきましょう!
髪型はできるだけシンプルに
華やかな結婚式、主役はもちろん花嫁です。
なるべくシンプルな髪型を心がけましょう。
ただし、ダウンスタイルは基本的に清潔感に欠けるため、マナー違反とされています。ハーフアップにするだけでも良いので、清潔感を意識しましょう!
また、髪飾りはバッグや小物と同じく着用不可な素材があります。
✖️ファー素材
殺生をイメージするため
✖️ブラックパール
年配の方には縁起が悪いと見えることがあるため
振袖以外の和装なら色留袖や訪問着がおすすめ
30代後半、40代、既婚者は色留袖や訪問着の着用がおすすめです。色留袖や訪問着は、未婚・既婚を問わず着用できる格式の高い着物です。
色留袖とは、黒留袖以外の留袖のことを言います。
紋の数が多いほど格式が高いとされており、五つ紋付きなら、黒留袖と同格の格式になります。
結婚式にゲストとして呼ばれて参列する際には、親族が着る黒留袖と同格になってしまう五つ紋は避けなければなりません。三つ紋や一つ紋であれば新郎新婦の親族より格が高くなってしまうことはありませんのでこちらを着用するようにしましょう。
訪問着とは、肩から裾にかけて絵羽模様のある着物です。
年齢や未婚・既婚問わず誰でも着用することができますし、明るい雰囲気も演出できます。
兄弟姉妹などの結婚式、また友人の結婚式やパーティーなどでは、華やかな訪問着で大人の女性の美しさを装いましょう♪
和装にこだわらないのであれば、無難にワンピースやパーティードレスもおすすめです。
まとめ
振袖の着用に明確な年齢制限はありません!
しかし、30代後半になったら色留袖や訪問着の着用が無難です。
卒業式やパーティーなど自身が主役になるような場であれば、年齢や未婚・既婚問わず振袖を着用できます。
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