振袖を着た女性の後ろ姿

こんにちは!

HANAICHIです^ ^

成人式でよく着られる振袖は未婚女性の正装として古くから愛されており、日本の伝統と美しさを感じられる特別なお着物です。

長い袖が風になびく姿はとても華やかで美しく、特別な日の装いにピッタリ。

そんな振袖は色や小物だけでなく好みの柄を選んだりと自由にコーディネートができるので、自分の個性や好みに合わせて着こなすことが出来ます!

「柄」一つ一つには意味や象徴を持っており、振袖のデザインに取り入れることで着用者の願いや祝福の気持ちが込められているのです。

今回は「振袖の柄」についてお話したいと思います。

柄を楽しみながら振袖選びされませんか?

HANAICHI札幌店へのご予約はこちらからお願いします♪

振袖の柄は大きく分けると3つの種類があります。

古典柄・新古典柄・モダン柄

それぞれの特徴と代表的な柄についてご紹介いたします。

1,古典柄

古典柄の振袖を着た女性

長い歴史の中で培われてきた伝統的な柄で、時代や流行に左右されない品のあるデザインが特徴です。

古典柄はその中でもいくつか種類があり、「花柄」「鳥獣柄(ちょうじゅうがら)」「吉祥文様(きっしょうもんよう)」

「有職文様(ゆうそくもんよう)」「幾何学文様(きかがくもんよう)」などに分けられます。

・花柄の例

桜:振袖の中で人気の高い桜は春を象徴する花で、幸福や繁栄を表します

新しい門出(かどで)を祝う縁起の良い文様で、成人式のようなハレの日にはピッタリです!

菊:長寿や健康を意味し、秋を代表する花です

菊の柄

「無病息災(むびょうそくさい)」、「厄除け(やくよけ)」の意味があり縁起物として扱われています。

牡丹(ぼたん):振袖に使われる牡丹の花には「富貴(ふうき)」や「幸せ」といった意味があります。

牡丹の柄

藤(ふじ):古くから日本人に愛されてきたお花で、長寿や縁結びなど様々な意味や願いが込められています。

藤の柄

「花柄」は四季折々の花を描いた柄で、華やかで女性らしい印象を与えます。

・鳥獣柄(ちょうじゅうがら)の例

鶴(つる):長寿や生命力の高さの象徴として知られるおめでたい柄の一つです。

鳳凰(ほうおう):幸運や繁栄を象徴する伝説の鳥です。

鳳凰の柄

華麗かつ優美な姿の鳳凰は、飛鳥時代から愛されてきた古典的な柄です。

蝶(ちょう):卵から成虫、さなぎを経て蝶になり、天高く空に昇ることから立身出世や不死不滅の意味があります。

このことから、長生きできますようにという意味を込めて使われ出したとも言われています。

※立身出世(りっしんしゅっせ)…四字熟語の一つで、社会的に高い地位を得て世間に認められることの意味

※不死不滅…いつまでも年を取らず、永遠に生き続けるという意味

「鳥獣柄」は縁起の良い鳥や動物を描いた柄で、長寿や繁栄などの願いが込められています。

・吉祥文様(きっしょうもんよう)…縁起が良く、おめでたいとされる動植物や物品などをモチーフにした文様のことです。

吉祥文様の例

雲:縁起の良さ、神聖さ、変化、自由などの意味が込められています。

松竹梅:それぞれ松・竹・梅の植物をモチーフにしており、不老長寿・繁栄・逆鏡に打ち勝つ精神力の意味が込められています。

・有職文様(ゆうそくもんよう)…古くから親しまれてきた伝統的な文様で、格式の高さや気品を感じさせるデザインが特徴です。

有職文様の例

唐草文(からくさもん):生命力や成長の象徴とされてます。

唐草の柄

御所車(ごしょぐるま):公家の乗り物である御所車をモチーフにした文様で、高貴や優雅さの象徴とされています。

御所車の柄

・幾何学文様…三角形、方形、ひし形、多角形、円形などを組み合わせた文様です。

幾何学文様の例

亀甲文(きっこうもん):長寿や繁栄の象徴とされています。

亀甲の柄

青海波(せいがいは):波を模した模様で、平穏や永遠を象徴します。

青海波の柄

七宝(しっぽう):円形が連続して繋がる模様で、無限の繋がりや繁栄を表します。

七宝の柄

2,現代柄

現代柄の振袖を着た女性

現代柄の振袖は古典柄とは異なり、洋花・ハート・星・月・リボン・ストライプ・市松模様・チェック柄など、現代的な柄を取り入れたデザインが特徴的です。

色使いも鮮やかでグラデーションや金箔、ラメ加工などがよく用いられます。

・洋花

現代柄の振袖には洋風のお花である薔薇(ばら)が良く使われています。

その中でもお花の色によってそれぞれ意味が込められており、

赤い薔薇は「愛や情熱」、ピンクの薔薇は「上品さや優しさ」、黄色い薔薇は「可憐さや友情」、白い薔薇は「清純さ」、

青い薔薇は「奇跡や夢が叶う」などを表現しているそうです。

薔薇

薔薇の柄

チェック

チェック柄

3、新古典柄

新古典柄の振袖を着た女性

新古典柄は、古典柄と現代柄をミックスした振袖の柄です。

古典柄の格式の高さや美しさを残しつつ、現代的な要素を取り入れることでより華やかで個性的な印象の振袖が多いです。

振袖の柄を選ぶ時のポイント

振袖の柄を選ぶときは以下のポイントを意識してみて下さい。

1、自分の好きな柄や色を選ぶ

振袖を着た女性の頭をアップ

成人式に着る振袖は一生に一度ですので、自分が一番気に入った柄や色を選ぶことが大切です。

上記であげた柄や込められた意味を参考に選んでみて下さい!

2、TPOに合った柄を選ぶ

成人式・卒業式・結婚式など着る機会によってTPOに合った柄を選ぶことも大切です。

例えば、成人式であれば華やかな柄、卒業式であれば落ち着いた柄、結婚式であれば上品な柄を選んでみるといいでしょう。

3、自分の肌の色や体型に合った柄を選ぶ

肌の色や体型によって似合う色が変わってきます。

例えば、肌が白い人は寒色系の柄、肌が黒い人は暖色系の柄が似合うと言われています。

また体系が細い方は大柄の振袖、ぽっちゃりさんは小柄の振袖が似合うそうです。

4、髪型とのバランスを考える

赤の振袖を着た女性の後ろ姿

髪型と柄のバランスが良いと全体の印象がまとまり素敵に見えます。

古典柄の振袖であればシニヨンや夜会巻きなどの「アップスタイル」、現代柄の振袖であれば編みおろしやハーフアップなどの

「ダウンスタイル」がおすすめです。

お団子や編み込みを取り入れても可愛くなりそうですね。

また、髪飾りを選ぶ際には振袖の柄や色と調和するものを選ぶとより素敵な振袖姿に仕上がります。

5、小物とのバランスを考える

振袖の柄を選ぶだけでなく、帯や小物とのバランスを考えることも大切です。

例えば、華やかな柄の振袖であればシンプルな小物を選ぶと良いでしょう。

6、予算を決めておく

振袖は高価なものですので、予算を決めておくことも大切です。予算内で気に入った振袖を見つけられるようにたくさんの振袖を見てみましょう。

振袖選びは一生に一度の大切なものです。

上記のポイントを参考に自分自身が一番気に入った振袖を選んでくださいね!

まとめ

振袖の柄は見た目だけでなく文化に触れることが出来たり、個性を表現できたりと様々な魅力があります。

ぜひこの記事を参考にして振袖選びを楽しみましょう!

最後までご覧下さりありがとうございました。

*********************

札幌の振袖店舗HANAICHI札幌店は

トレンド振袖コーディネートも

正統派の古典柄も豊富なラインナップ 

札幌の成人式の振袖購入・レンタルなら

HANAICHI札幌店へ!

創業83周年の実績を誇る花いち都屋は、

道内に6つの店舗を構えております。

<振袖店舗HANAICHI札幌店 対応地域>

札幌市、小樽市、石狩市、北広島市、室蘭市、伊達市、

江別市、岩見沢市、美唄市、恵庭市、

千歳市、岩内町、喜茂別町、倶知安町、

様似町、新ひだか町、登別市

<振袖店舗HANAICHI札幌店がお客様に喜ばれるポイント>

ご購入プラン、レンタルプランはもちろん、

お母様の振袖のリメイクプランなどあらゆる

ご相談を承っております。

お振袖はもちろん、帯や小物類も豊富に取り揃えております。

ご成人式のお支度から前撮り写真撮影も、

プロのスタッフが真心込めてお手伝いいたします。

是非ご家族様でご来店お待ちしております。

振袖をはじめとした着物のお手入れのご相談、

着付け教室もございますので、

どうぞお気軽にお声がけくださいませ。

<振袖店舗HANAICHI札幌店へのお問合せ>

札幌市中央区南3条西1-3-1 プレミアタワー3F

電話番号:0120-3858-39

営業時間:10時〜19時

定休日:毎週水曜日

*********************