2024年8月6日
着物種類、振袖、浴衣

皆さんこんにちは、釧路店工藤です。

夏本番ですね!!

浴衣(ゆかた)が着たくなる季節ですが、実際浴衣(ゆかた)って何?

って思う方もいるかと思います。

今日は着物の種類について書いていきたいと思います。

代表的な着物の種類を紹介していきます!!

【 黒留袖 】←(くろとめそで)

黒留袖は、既婚女性の第一礼装です。

主に結婚式で、新郎新婦の母親が着ます。

着物の特徴としては、生地の色は黒く、裾(すそ)のところに、柄が描かれています。

桜柄  熨斗(のし)柄  御所車・花車(ごしょぐるま・はなぐるま)柄  おしどり柄など

縁起の良い柄が使われます。

また、両胸、両袖、背中の中心と合計5カ所に家紋(かもん)が入り

最も格が高いお着物になります。

【 色留袖 】←(いろとめそで)

色留袖は、既婚・未婚問わず着れる、黒留袖の次に格の高い着物です。

こちらも主に結婚式で、新郎新婦の親族が着ます。

着物の特徴としては、生地の色は黒以外で、黒留袖と同じく裾に柄が描かれています。

黒留袖同様、縁起が良い柄が使われます。

ただ家紋の数によって、第一礼装か準礼装かに分かれます。

5か所家紋が入れば第一礼装ですが

両袖、背中の3カ所・背中だけの1カ所に家紋が入れば、準礼装になります。

【 振袖 】←(ふりそで)

振袖は、未婚女性の第一礼装です。

主に成人式で着られることが多いですが、親族の結婚式やお友達の結婚式でも着られます。

着物の特徴としては、普通のお着物より袖(そで)が長いです。

古典柄といわれてる、桜 牡丹 毬(まり) 絞り(しぼり)柄が前は多かったですが

最近は薔薇 ダリア 百合などの花柄を色鮮やかに描いた柄も多く、人気が高いです。

【 訪問着 】←(ほうもんぎ)

訪問着は準礼装のお着物です。

肩から袖にかけてと、裾(すそ)全体に柄が入っています。

既婚、未婚問わず着ることが出来ます。

結婚式、お子様の入学式・卒業式、お宮参りなど、お式ごとに出席する際に

着ることが出来ます。

【 付け下げ 】←(つけさげ)

付け下げは訪問着の次に格の高いお着物です。

左肩にポイント柄、裾(すそ)にも柄が入りますが

裾の柄は訪問着より控えめに入るのが特徴です。

【 色無地 】←(いろむじ)

色無地は黒以外の色で、一色に染めたお着物です。

柄は入っていません。

家紋を入れると、準礼装として着装出来ます。

入学式、卒業式、お宮参りなどのお式ごとで着れます。

家紋を入れなければ、普段着としても着ることが出来ます。

【 小紋 】←(こもん)

小紋は、生地全体に柄が入った染め(そめ)のお着物です。

お友達とのお食事会など、普段着として着れるお着物です。

帯もしゃれ袋帯(ふくろおび)、名古屋帯(なごやおび)、半幅帯(はんはばおび)と

幅広く合わせることが出来ます。

【 紬 】←(つむぎ)

紬は小紋と違い、織り(おり)の着物です。

小紋同様普段着として着ることが出来ます。

帯も小紋同様幅広く使うことが出来ます。

【 浴衣 】←(ゆかた)

浴衣は夏のお祭りでよく着られます。

かつては、お風呂上りや寝間着として着られることもありました。

あとよく見かけるのは、旅館などの部屋着として用意されています。

このように着物といっても、種類も様々ありますし、着ていく場所だったりも決まりがあります。

参考になれば幸いです!!

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