緑の振袖を着た女性が正座して正面を向いている

こんにちは! 振袖HANAICHIの小田です。

これからお嬢様の成人式のご準備をされる方も多いことと思います。

お手元にお母さまやお姉さまのお振袖がある方もいるでしょう。

お嬢様とお母さまの体型が違う場合はどうしたらよいでしょうか。

今回のテーマはお振袖のお直しについてです。

ママ振袖などサイズの合わない場合の問題点と解決方法を説明します。

振袖のサイズ直しの参考にしてください。

ママ振袖のお問合せ・ご相談はこちらから

〇サイズが合わない原因

  ・ママ振袖のサイズが合わない理由

     洋服の場合には体型によって、号数でサイズが分かれています。

     和服は洋服と違い、元々身丈:ミタケ(肩の一番高いところから着物の裾までの長さ)、裄:ユキ(背中の真ん中から袖口

     までの長さで、肩幅:カタハバと袖幅:ソデハバを足した長さ)、袖丈:ソデタケ(袖の長さ)など、15か所の寸法が

     必要です。

     特に、身丈:ミタケ・裄:ユキ・身幅:ミハバ(着物の幅)は体型によって違いがでます。

     ご身長が同じくらいの母娘様でも、お嬢様のほうが手足の長い方が多く裄:ユキ

     のお直しが必要になる場合があります。

     また、ご身長が同じくらいの母娘様でも、お嬢様のほうがやせている場合には、

     身幅:ミハバのお直しが必要なこともあります。

     お嬢様の方が身長の低い場合には、袖丈:ソデタケが床についてしまう事がありますので、調整が必要です。

     ですから、寸法を測り必要な箇所を直して着用しましょう。

〇お直しの方法

  ・よくあるお直しの方法について

     ・身幅:ミハバのお直し

        身幅:ミハバを直す場合、基本的に脇:ワキを縫い直す事が多いです。

        一般的には、脇:ワキの縫い目を一旦ほどいてから広げたり狭くしたりします。

        ただ単純に脇:ワキを直すだけでは振袖の柄のバランスや形のバランスが悪くなってしまう事があります。

        その場合は、肩幅:カタハバと袖幅:ソデハバも一旦ほどいて付け直す必要があります。

振袖身幅の場所の説明

     ・袖丈:ソデタケのお直し

        袖丈:ソデタケを直す場合、袖下:ソデシタ(袖の一番下の部分)の部分の

        縫い目をほどいてから広げたり狭くしたりします。

        また、袖丈:ソデタケを狭める場合には袖をバッサリ切る方法と、切らず

        に短くする方法があります。

振袖袖丈の場所の説明

     

・身丈:ミタケのお直し        

        身丈:ミタケを直す場合、裾:スソを一旦ほどいて調整を行いますが、

        振袖の場合は裾:スソにも特有の模様や柄がある為、その模様や柄を損な

        わない様に注意深く裾:スソを調整します。

振袖身丈の場所の説明

      ・裄:ユキのお直し

        裄:ユキとは、肩幅:カタハバ(背中の中心から肩と腕の間にあるグリグ

        リまでの長さ)と袖幅:ソデハバ(肩と腕の間にあるグリグリから手首に

        あるグリグリまでの長さ)を足した長さです。

        肩幅:カタハバと袖幅:ソデハバの間の縫い目をほどいて広げたり狭め

        たりします。

振袖裄の場所の説明

  ・その他のポイント

     着物のお直しには、縫い目を直すために専用の糸と針を使用します。

     振袖の柄や形のバランスなどの調整が必要ですし、着物の縫製:ホウセイには専門も技術が必要となります。

     お直しの方法は自分で行う事も可能ですが、縫製:ホウセイの技術が必要なため慎重な作業が必要です。

     生地:キジを切ってしまった場合元に戻す事は出来ませんので、振袖や訪問着:ホウモンギなど礼装に着用する着物は

     特に専門の職人さんのいるお店に依頼する事をお薦めします。

     お母様世代でご購入の場合はその当時、購入されるかた以外が着る事を想定しておりませんので縫い目をほどいても広げ

     る生地が残っていない事もあります。その場合は寸法通りに直す事ができない可能性も覚えておきましょう。

〇お直しを依頼する際の注意点

  ・お直しを依頼する際の注意点

     まず大事なのはサイズです。採寸:サイスン(サイズを測る事)をしてお直しをします。

     チェックする箇所としては裄:ユキ、身丈:ミタケ、袖丈:ソデタケが重要ポイントとなります。

  ・信頼できるお直し屋を選ぶ方法

     まずはネットでの口コミの情報など、お店の評判を調べる事が大事です。

     今はお直しや仕立て:シタテ(着物を縫う事)などネットを通して受けてくれるお店もありますが、実際に相手の顔を見なが

     らお話しをする方がしっかり説明も聞く事ができ安心な場合もあります。

  ・お見積りや納期についての情報

     見積もりや納期については、しっかり確認する事が必要です。

     前述のようにネットを通してのやり取りより実際に説明を受けながら確認する法が安心です。

〇よくある質問と回答

  ・ママ振袖のお直しに関するよくある質問とその回答

     お母様とお嬢様の身長や体格が違う

 

     答え→お母さまとお嬢様の身長が違う時、お母様のほうが長身の場合と

     お嬢様のほうが長身の場合で若干違ってきます。

     お母様のほうが長身の場合は裄:ユキと袖丈:ソデタケの長さの確認が必要になります。

     お嬢様のほうが長身の場合は裄:ユキと身丈:ミタケの確認が必要です。

     ふっくら体型の場合は、身幅:ミハバに確認が必要ですが、ふっくらしている分裄:ユキもとられるので確認が必要です。

〇まとめ

  ・注意事項

     ママ振袖のお直しをする場合はまずサイズの確認が最重要事項です。

     サイズの確認やお直しは何度も言いますが、生地を切ってしまうと元には戻せません。

     無理せず、専門も方に相談してお任せしましょう。

  ・HANAICHIでは、ママ振袖を着用する方のプランがあります。

     汚れやサイズの点検は無料で行っております。

     お直しも承っています。

     ・裄:ユキの直し      →税込18,700円(襦袢の裄:ユキ直し込み)

     ・袖丈:ソデタケの直し   →税込17,600円(襦袢の袖丈:ソデタケ直し込み)

     ・身幅:ミハバの直し    →出しは税込18,700円  詰めは税込14,300円

     ・身丈:ミタケの直し    →出しは税込25,850円  詰めは税込19,800円

     直す箇所が多くなると洗張り:アライハリ(一旦全ての縫い目をほどいてから綺麗に洗う)をしてから新しい寸法で仕立てし

     直しでもらった方がお安くなる場合もあります。

     ・振袖洗張り:アライハリ  →税込22,000円

     ・振袖仕立て:シタテ    →税込22,000円

         ※この場合は襦袢の裄:ユキと袖丈:ソデタケも揃えてもらいましょう。

         (襦袢の裄:ユキと袖丈:ソデタケの直し 税込17,600円)

緑の振袖を着た女性の後ろ姿

     小さい振袖を広げる場合は、広げる生地があることが大前提にあります。

     ぜひ、HANAICHI札幌店にご相談くださいませ。

ママ振袖をご希望の方に参考になるほかのブログをご紹介します。参考にしてください。

   ※ママ振袖の魅力

   ※ママ振袖だからこそ早めにしておくべき事とは

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