私自身若い時は補正は必要じゃないと思ってました。しかし、60歳目の前にして体型が変わり着崩れしやすくなったため、今回は補正についてお話ししたいと思います。
 

胸元の補整は都屋推奨の和装ブラジャーでバッチリ!

第79回のYouTubeを参考にしてくださいね。

綺麗な着姿に!オススメ和装ブラジャー~北海道の着物専門店【花いち都屋】

☆さらにワンポイント☆
●和装ブラで寄せて上げる⤴️⤴️

①和装ブラを装着したら上半身を前屈して手の平で片方づつ脇と胸の肉を体の中央へグッと寄せながら喉元に向かって持ち上げる。
②バストトップだけでなく胸まわりの肉全体が持ち上がるのでハト胸が完成若々しい胸元が出来上がり胸下の段差も気にならなくなります。
 

●逆に胸元の凹みにちょこっと足し
『鎖骨下に凹みがある場合』
  

補整パッドがついていても合わない時はガーゼハンカチをイラストのように三角形に折り、ブラの左右の肩紐に挟みこみ、もし凹みが浅い場合は綿やクッキングペーパーでもOK。
 
『胸元が華奢な場合』
  

肉が付いていなくて胸が薄かったり、細くて華奢だったりすると胸元が寂しくなってしまうのでV字に折ったおしぼりタオルや手ぬぐいを胸に当てると衿元から胸元にかけてハト胸の完成です( ̄+― ̄)
 
〝あとはなんと言っても腰まわりの補整です〟
ウエストのくびれや反り腰、腰上についたぜい肉。
腰まわりにある凸凹は、お太鼓のたれ先が反り返り、帯が安定しなく着付姿が残念なことに…

凸凹の一番高いところにタオル、補整パッドで凹みを埋めるとおしりや太ももが目立たなくなりほっそり色っぽい着姿になります。

補正をもっと詳しく知りたい、直接教わりたいという方がいらっしゃいましたら、どうぞ都屋の着方教室へご連絡下さいませ。
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仕上げに裾よけは最強です!
裾よけ一枚で姿勢がよくなりますd(^_^o)
裾よけのさらしに秘密が^ – ^
さらしで腰まわりをギュッと引き締めるだけで骨盤が支えられて垂直に立てます。
骨盤が垂直に立つことでその他の骨も正しい位置になります。裾よけでエクササイズ1-2-3
最近は肌じゅばんと裾よけが一体化したワンピースタイプのものが増えてきて楽チンになった反面、身体も同様に全く締め付けがありません。腰まわりが安定しなくせっかくうまく補整したのも緩んでしまいますので、さらし部分が多い裾よけでキュッと引き締めましょう。
 
着物を着ると貫禄が出て洋服よりも太って見える……。
周りの人に指摘された方もいるはず( ;  ; )もちろん私も(笑)
補整段階で筒型なら着物を着て、帯を締めたらビア樽状態。確実に太ってみえます。
舞台役者なら体を大きく見せ、存在感を際立たせるため必要。
ふつうの人が日常に着物を着るのに貫禄はほしくありませんよね。
 

私たちが目指すべき補整とは……

なだらかな胸元と柳腰(細くしなやかな腰=美人腰)をつくること。
まずは肌じゅばん。単なる汗とりではなく左右の見頃でバストをすっぽり覆ってハンドタオルなどで作った補整のボリュームを押さえ胸のラインをなだらかにしてくれます。
もう一つが裾よけ。下腹を引き締め、お尻を持ち上げ、引き締まった柳腰に。
この二つと体型にあわせたシンプルな補整でもともとの体のラインを消しすぎないように『自分らしい美しさ』の漂う着姿で着物でのおでかけが楽しくなりますようわたしもアドバイスしていきたいと思います。

補正や着方に関連する記事もご参考にしてみて下さいね(^▽^)

着物をきれいに着るコツ 「補正」とは?@花いち都屋 講師 眞木美和

“長襦袢の着方、衣紋のぬき方” “着物を上手に着こなすコツ”@花いち都屋 講師・工藤啓子

 

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次回は『着こなし上手になろう』をお送りします。
お楽しみに(*☻-☻*)