振袖選びについて

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はじめに:成人式は、人生の門出を彩る特別な一日

成人式は、人生でたった一度しか訪れない、かけがえのない大切な節目です。20歳という節目は、子供から大人へと成長した自分を祝うとともに、これまで惜しみない愛情を注いでくれた家族へ感謝を伝える機会でもあります。そして、これから社会の一員として歩み出す未来への決意を新たにする場でもあります。そんな特別な一日を、色鮮やかに彩ってくれるのが、日本の伝統的な晴れ着である振袖(ふりそで)です。

しかし、多くの人にとって振袖(ふりそで)選びは初めての経験です。「何から手をつければいいの?」「どんなことに気をつけたらいいの?」と、不安や疑問でいっぱいになるかもしれません。この記事では、振袖(ふりそで)選びを始める皆さんを温かくサポートするため、成人式の意味から、振袖(ふりそで)選びの具体的なステップ、そして当日の過ごし方まで、知っておくべきことを網羅的に解説します。この記事が、皆さんが心から満足できる最高の振袖(ふりそで)と出会い、成人式を最高の思い出にするための羅針盤となれば幸いです。


1. 成人式を深く知る:振袖(ふりそで)をまとう意味

人生の節目としての成人式

成人式は、日本が古くから大切にしてきた伝統的な儀式です。日本では、古くから大人の仲間入りを祝う「元服」という儀式があり、現代の成人式はその名残とも言えます。現在、成人年齢は18歳に引き下げられましたが、多くの自治体では引き続き20歳を対象とした式典が開催されています。これは、20歳という年齢が、飲酒や喫煙など法律上の制限がなくなる「大人としての責任」を本格的に問われる節目として、社会的に大きな意味を持つからです。

成人式は、久しぶりに地元の旧友と再会し、近況を報告しあったり、晴れ姿を家族や恩師に見せたりする貴重な機会です。また、式典を通じて、自分たちが社会を担っていく一員であるという自覚を促す場でもあります。

なぜ成人式で振袖(ふりそで)を着るのか?

振袖(ふりそで)は、未婚女性の第一礼装です。その最大の特徴は、華やかな装飾と、地面に届くほど長い「袖」です。この長い袖には、実はさまざまな意味が込められています。古来、振袖の袖を振る仕草には、厄を払い、清らかな気持ちで良縁を招き入れるという意味があったとされています。また、袖を振る仕草は、愛情や感謝の気持ちを伝えるジェスチャーでもありました。

成人式で振袖(ふりそで)をまとうことは、「大人としての一歩を踏み出す自覚」を表すだけでなく、「これまでの成長を祝う場にふさわしい、最高の礼装で臨む」という意思を示しています。振袖(ふりそで)は、単なる衣装ではなく、二十歳の自分を祝福し、未来への希望を象徴する特別な存在なのです。


2. 振袖(ふりそで)選びのロードマップ:いつ、どこで、どうやって?

振袖(ふりそで)選びの最適な時期

振袖(ふりそで)選びは、成人式の1年半から2年前から始めるのが理想的です。特に人気の色や柄は、早い段階で予約が埋まってしまうことが多いため、早めの行動が吉とされています。

  • 豊富な種類から選べる: 早期に選び始めると、流行の最新作から伝統的な古典柄まで、幅広いデザインの中からじっくりと選ぶことができます。
  • 希望の日時で予約できる: 成人式当日の着付けやヘアメイクの予約は、ほとんどの場合、振袖(ふりそで)を申し込んだ店舗や提携している美容室で行います。人気の美容室や早朝の時間帯は、早くから予約が埋まりがちです。早めに振袖(ふりそで)を決めることで、着付けやヘアメイクの時間も希望通りに確保しやすくなります。
  • 納得いくまで検討できる: 振袖(ふりそで)は決して安くない買い物です。後悔しないためにも、家族とじっくり話し合ったりする時間が必要です。早い段階から始めれば、焦ることなく、心から納得できる一着に出会えるでしょう。

振袖(ふりそで)の準備方法:三つのスタイル

振袖(ふりそで)を準備する方法は、主に以下の3つのスタイルがあります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご家庭の状況や価値観に合った方法を選びましょう。

1. 購入:自分だけの特別な一着を

メリット:

  • 自分だけの一着として手元に残せる: 流行に左右されない古典柄や、自分の個性を最大限に表現できるデザインを選べば、一生ものとして大切にできます。
  • いつでも何度でも着られる: 成人式以外にも、友人の結婚式や卒業式など、フォーマルな場で着用できます。
  • 家族で受け継げる: 将来、妹さんや娘さんに受け継ぐことで、振袖(ふりそで)が親から子へと受け継がれる「家族の宝物」となります。
  • 小物や着付けに制限がない: 自分の好みの小物や帯を自由に組み合わせられるため、コーディネートの幅が広がります。

デメリット:

  • 保管や手入れが必要: 着用後には、専門の業者にクリーニングを依頼したり、専用のタンスで保管したりするなど、手間がかかります。

ですが、ご案内ください。花いち都屋帯広店には、お着物お預かりサービスの
「花たんす」といったサービスがあり、保管を承っております。
詳細は、お問い合わせくださいませ。

2. レンタル:手軽にコーディネートやトレンドを楽しむ

メリット:

  • 費用を抑えられる: 購入に比べて費用が大幅に抑えられます。
  • 保管や手入れが不要: 着用後は、そのまま返却するだけなので、お手入れの手間がかかりません。
  • トレンドの振袖(ふりそで)を選びやすい: 毎年新しいデザインが登場するため、その年の流行を取り入れたおしゃれな振袖(ふりそで)を選ぶことができます。
  • トータルコーディネートが楽: レンタルプランには、振袖(ふりそで)本体だけでなく、帯や長襦袢、小物、も含まれています。

デメリット:

  • 選択肢が限られる可能性がある: 人気の振袖(ふりそで)は、特に早い時期に予約が埋まってしまい、直前になると選べる柄やサイズが少なくなります。
  • 一生に一度しか着られない: その振袖(ふりそで)は自分の所有物ではないため、成人式当日以外には着ることができません。

お早めがオススメです!また、レンタルのお振袖が気に入ればご購入いただくことも可能です。袴にも合わせられます!詳細はお問い合わせくださいませ。

3. ママ振袖(ふりそで):母から娘へ、想いを繋ぐ

メリット:

  • 費用を大幅に抑えられる: 新たに振袖(ふりそで)を購入・レンタルする必要がないため、費用を抑えることができます。
  • 親子の絆を深める: お母様が成人式で着用した振袖(ふりそで)をまとうことは、言葉では言い表せない感動と喜びをもたらします。
  • レトロな魅力: 昔の振袖(ふりそで)は、現代の振袖(ふりそで)にはない独特の趣や風合いがあり、逆に新鮮でおしゃれに見えます。
  • 小物合わせで自分らしさを表現: 帯や帯揚げ、帯締め、重ね衿などの小物を現代的なものに変えるだけで、全体の雰囲気がガラリと変わり、自分だけのコーディネートを楽しめます。

デメリット:

  • サイズが合わない可能性がある: お母様と体型が違う場合、お直しが必要になることがあります。
  • 状態の確認が必要: 長期間保管されていた場合、シミやカビ、変色などがないか、事前に専門業者に確認してもらう必要があります。
  • 好みが合わない可能性: 流行や好みが異なり、理想の振袖(ふりそで)が見つからない場合があります。

ママ振についてはこちらのご覧ください!
些細なことでもお問い合わせくださいませ!


3. 振袖(ふりそで)の選び方:色・柄・予算のポイント

色と柄の選び方:自分らしさを表現する

振袖(ふりそで)は、色や柄の組み合わせによって、その人の印象を大きく左右します。自分に似合う一着を見つけるためのヒントをいくつかご紹介します。

1. 肌の色とパーソナルカラー

自分の肌色に合う色を選ぶと、顔色が明るく見え、より美しく映えます。

  • イエローベース(イエベ): 黄みがかった肌色の方。赤、オレンジ、黄緑、茶色などの暖色系がよく似合います。金糸や、クリーム色などの優しい色合いもおすすめです。
  • ブルーベース(ブルベ): 青みがかった肌色の方。青、紫、水色、ピンク、銀色などの寒色系がよく似合います。黒や白、深みのある色も上品な印象を与えます。

    詳しくはこちらのブログをご参照ください!
振袖選び

2. 柄の大きさ:体型とのバランス

  • 背が高い方: 大胆で大きな柄が施された振袖(ふりそで)が、全体のバランスを美しく見せてくれます。小柄な柄だと、物足りない印象になることがあります。
  • 小柄な方: 小さな柄が散りばめられた振袖(ふりそで)が、可憐で上品な印象を与えます。逆に大きな柄だと、柄に振袖(ふりそで)が着られているような印象になってしまうことがあります。

3. 流行と個性のバランス

毎年新しいトレンドが生まれますが、成人式の写真は一生残るものです。流行に乗りすぎると、数年後に「ちょっと古くさいな…」と感じてしまうかもしれません。流行を取り入れつつも、「自分が着ていて心からワクワクするか」「自分らしさを表現できるか」を最優先に選びましょう。


4. 試着の心得:最高の1枚を見つけるために

試着までの準備

  1. 予約を入れる: 基本的にはご来店は予約制です。特に週末は混雑するため、お早めのご予約をオススメいたします。
  2. 写真やイメージの準備: 好きな振袖(ふりそで)の画像や、理想のイメージをまとめたものをご用意しておくと、イメージが膨らみやすいのでオススメです!

親御様と一緒に選ぶ場合

振袖(ふりそで)選びは、ご本人と親御様の意見が食い違うことも少なくありません。ご本人は「流行のかわいさ」や「個性的でおしゃれなデザイン」を重視する傾向がある一方、親御様は「品格」や「家族として誇らしい姿」を重視されることが多いです。

お互いの意見を尊重し、歩み寄ることが大切です。古典柄でありながらも、モダンな色使いや華やかな柄を取り入れた振袖(ふりそで)など、両方の希望を叶えられる一着もたくさんあります。振袖(ふりそで)は、親子のコミュニケーションを深める良い機会でもあります。


5. 成人式当日を最高の日にするために

成人式当日のタイムライン

成人式当日は、想像以上に忙しい一日になります。早朝から着付けやヘアメイクの準備が始まり、その後会場へ向かいます。

  1. 早朝から支度: 美容室や振袖(ふりそで)店で、ヘアセットと着付けを行います。着付けには30分~40分ほど、ヘアセットにも30分~40分ほどかかります。
  2. 会場へ移動: 自宅から会場まで、時間に余裕をもって移動しましょう。公共交通機関が混雑している場合もあるので、事前にルートや時間を調べておくのがおすすめです。
  3. 式典と再会: 会場では、久しぶりに会う同級生と写真を撮ったり、近況を報告しあったり、楽しい時間が続きます。
  4. ご家族との時間: 式典後には、振袖(ふりそで)姿を家族に見せたり、記念写真を撮ったりする時間も大切にしましょう。当日はバタバタしやすいです。

振袖(ふりそで)で美しく快適に過ごすためのヒント

振袖(ふりそで)をまとうと、普段とは違う所作が求められます。少し意識するだけで、より美しく、快適に過ごすことができます。

  • 歩幅は小さく: 振袖(ふりそで)を着ているときは、裾がはだけないように、歩幅を小さく、内股気味に歩くのが美しいとされています。
  • 椅子に座る際は: 振袖(ふりそで)の裾がシワにならないように、背筋を伸ばし、浅く座ります。袖は、体の前に重ねて膝の上に置くようにすると、地面に引きずらず、美しく見えます。
  • お手洗いの工夫: 慣れない和装でのトイレは不安なもの。振袖(ふりそで)の裾を帯に挟むようにして持ち上げ、内側に巻き込むようにすると、汚れる心配がありません。
  • 荷物は少なめに: 振袖(ふりそで)姿では、荷物をたくさん持つのは大変です。必要最低限の荷物だけを小さなバッグに入れて持ち歩きましょう。

まとめ:振袖(ふりそで)が繋ぐ、過去・現在・未来

成人式は、人生の節目を祝い、新たな一歩を踏み出す大切な日です。そして、振袖(ふりそで)は、その特別な日を彩り、二十歳の自分を輝かせる特別な衣装です。振袖(ふりそで)選びは、ただ衣装を決めるだけでなく、これまで成長を支えてくれた家族への感謝を感じ、未来の自分に想いを馳せる、**「自分自身を見つめる時間」**でもあります。

  • 成人式は、大人としての一歩を踏み出す日。
  • 振袖(ふりそで)は、自分らしさを表現する最高の衣装。
  • 早めの準備が、心からの安心と納得につながる。

もし振袖(ふりそで)選びに迷ったら、まずは実際に振袖(ふりそで)店を訪れ、たくさんの振袖(ふりそで)を羽織ってみてください。色とりどりの振袖(ふりそで)の中から、運命の一着に出会えたとき、その先に待つ成人式が、ぐっと楽しみになるはずです。

最高の振袖(ふりそで)と、最高の笑顔で、人生の晴れ舞台を迎えられますように。

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