いつもブログを読んで頂きましてありがとうございます。
北海道札幌市の「前結び着付教室」講師 櫻井眞理子です。
秋は着物を着るのが楽しい季節。
自分の個性を生かした色、柄で自分ならではの秋の装いを楽しみましょう。
一般的に10月に入ると着物は袷(あわせ)に変わります。
ただ最近の気象状況では9月ギリギリまで暑い日が続きますので、先取りをして袷を着たいとは思っていても少しでも涼しくと思い単衣や胴抜き仕立ての着物を選んで、長襦袢も麻を着てしまっている今日この頃の私なのです(〃ω〃)
このブログの投稿が10月4日ですので、袷のコーディネイトをしているといいのですが…早く大好きな秋になぁ〜れ(≧∀≦)

これから10月からの袷のコーディネイトについてお話ししたいと思います。
 

袷着物の着こなし3選

帯の色使いで

秋の装いにこげ茶の地色に宝相華(ほうそうげ)の柄。宝相華とは、花の美しい部分だけを取り出して作った空想の花なんです。たしかにきれいです・:*+.(( °ω° ))/.:+

こちらの帯は有職文様の雲立涌(くもたてわく)などのたくさんの文様を入れた帯になります。
地色は薄茶でこれから秋に向かうのにピッタリの帯。

自分で帯結びまでして秋のお出かけをしたいという方は、花いち都屋の着方教室で学ぶことができますよ。肩肘張らない雰囲気なのでどうぞお気軽に♪
 

小物で差し色

通年着られるようなシックなコーディネイトには、ちょっとした差し色で季節の表情に。
帯揚げや帯締めは、帯や着物の色に同調させて、秋色を個性的に取り入れましょう。
 

季節の上手な取り入れ方

長襦袢も秋を意識して

上=大柄の紅葉
着ている本人が秋に浸りたいときに(笑)大柄のもみじの長襦袢だとチラ見えした時に気持ちが高揚
下=茶色の小紋柄。
グレー、ベージュ、茶色などのシックな色の紬にgood。写真では見えないけれど、小紋柄が粋。
 

秋色の帯揚げ、帯締め

帯締めといえば、薄い色が基本ですが、秋用に深い色目も揃えていくとコーディネイトの幅が広がります!
帯揚げはシワになりにくい縮緬か紬地が使いやすい。

季節の表現=文様と思われがちですが、素材感が一番、次に色、最後が文様だと思います。
ただ着物初めの人には難しいと思いますので、まずは帯締め、帯揚げの差し色使いから始めてみるといいですね。

無地感覚の装いは、差し色ひとつでガラリと雰囲気が変わるのです。
わたしも最初の頃は帯締め、帯揚げの色で失敗してせっかくの着物のコーディネイトを台無しに_| ̄|○
数多くの失敗を糧に今はお陰様でかなりまともな装いになってきているようですが(笑)

花いち都屋着方教室はこちら
黒い着物には何を合わせる?スタッフコーデ紹介!~北海道の着物専門店【花いち都屋】

 

着物だからこそ秋をたくさん楽しめる!

私は個人的に、季節の中で1番秋が好きで、落ち葉を踏み締める時の音や、ひんやりした秋風と匂い、紅葉の素晴らしさ、秋空など あげたらキリがありません。

四季を感じられる札幌に生まれてホント幸せだと思います。
温暖化で季節の移ろいがわかりにくくなった今だからこそ、着物で季節の先取りを楽しみたいと思います。
着付はもちろん、コーディネイトに関してお知りになりたい事がありましたら、呉服業界10年選手がたくさん揃っている花いち都屋になんなりとご相談くださいませ。
あなたの着物のお手伝いをさせていただきます。

次回は大人の着物の着こなし【袷編】第二弾をお送りします。
お楽しみに。

北海道札幌市狸小路にございます花いち都屋本店では、「前結び着方教室」の生徒さんを募集中です!
ゴムで簡単・楽に着られ、帯結びも前で結んで回すだけ!
着付けに必要なお道具やお着物類は全て当店にてご用意いたしますので、手ぶらで通っていただけます。
お仕事終わりに、お休みの日に、是非花いち都屋で「文化の秋」を堪能してみませんか?

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私の過去の記事はこちらです
大人の浴衣コーディネート事例4選 近場のお出かけこそ浴衣で!@花いち都屋 着方教室講師 阿部眞理子
大人の着物の着こなし・単衣編 6月~9月のコーディネート事例@花いち都屋 着方教室講師 阿部眞理子
江戸小紋/結城紬で大人の着物コーディネート!@花いち都屋 講師・阿部眞理子
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